この記事では「バジェット」の意味や使い方について解説いたします。

ビジネス上でも使われることがある言葉ですが、その意味や使い方についてはよく分からないという人もいるかもしれません。

そこで今回は「バジェット」を使った関連用語やビジネス上での使い方、類義語や英語表現も含めて取り上げました。

それでは一つずつ確認していきましょう。

バジェットの意味と使い方

「バジェット」は「予算」や「経費」、「家計」という意味で、英単語の「budget」をカタカナ語にしたものです。

上記のように名詞として使われるだけでなく、「低予算の」や「格安の」といった形容詞として使われる場合もあります。

例えば「トラベルバジェット」という言葉がありますが、これは「旅行の予算」という意味です。

しかし語順を入れ替えて「バジェットトラベル」とすると「格安の旅行」や「貧乏旅行」といった意味になってしまうので、その点には注意した方が良いでしょう。

また企業や政府などが予算を組む際の「予算案」という意味で使われることもあり、非常に汎用性が高い言葉です。

このように様々な意味を含むことから、政府や企業などの大きい組織から家計という個人の範囲まで幅広く使われます。

その為「family budget(家計)」や「government budget(政府予算)」のように、前に単語を置いて分かりやすくする使い方が一般的です。

バジェットの語源

「バジェット」は英単語「budget」をカタカナ語にしたものですが、その「budget」はフランス語で「財布」や「小銭入れ」を指す「bougette」という言葉が語源です。

「財布の中にいくらお金が入っているか」という意味から「予算」という意味を指すようになったとされています。

バジェットを使った関連用語

「バジェット」はその意味の多さや使いやすさから、他の語を伴って様々な場面で使われるようになりました。

この項目では、「バジェット」を使った関連用語を4つご紹介します。

バジェットレンタカー

「バジェットレンタカー」とは「格安のレンタカー」や「割安のレンタカー」といった意味で、実は「バジェットレンタカー」という社名でレンタカー事業をしている会社もあるのです。

レンタルされる車の中でも、小さめの普通車で燃費のいいコンパクトカーを「バジェットレンタカー」と呼ぶことがあります。

また単に「バジェットカー」と呼ぶ場合は「サブコンパクトカー」(あるいは「コンパクトカー」)のことです。

「サブコンパクトカー」は普通車の中でも車体のサイズが小さめで、燃費が良いものが多い車種カテゴリだといえます。

「バジェットレンタカー」と「バジェットカー」は指している自動車の種類は同じですが、レンタルかそうでないかの違いだと考えると分かりやすいかもしれません。

バジェットホテル

「バジェットホテル」とは「低価格のホテル」のことです。

低価格な分、設備やサービスは値段相応だと考えておいた方が良いでしょう。

日本ではカプセルホテルのような最低限のサービスで料金を抑えたものが主流で、「バジェットクラスホテル」と呼ぶこともあります。

バジェットエアライン

「バジェットエアライン」は「格安の航空会社」で、サービスを簡素化して低価格のフライト料金を実現しています。

座席指定はなく、機内食をなくす代わりに機内で販売をするなど、顧客へのサービスを減らした分フライト価格も下げることができました。

また「バジェットエアライン」は、格安で旅行する「バジェットトラベラー」に非常に人気です。

なお格安航空会社は英語の「Low-cost carrier」の頭文字を取って「LCC」とも呼ばれます。

バジェットトラベル

「バジェットトラベル」は「低予算で旅行すること」を意味しています。

予算が少ない中でも上手に旅行をするというニュアンスが含まれており、先述の「バジェットトラベラー」も同様です。

贅沢な旅行に飽きてきた人には、「バジェットトラベル」を試してみるのも面白いかもしれません。

バジェットのビジネス上での使い方

「バジェット」はビジネス上でも非常によく使われる言葉です。

例えば次のような使い方が挙げられます。

・ビッグバジェットの映画が満を持して公開されることになった。

「ビッグバジェット」は「大きな予算」という意味で、映画業界などの芸能ビジネスでよく使われる言葉です。

例えば大きな予算を組まれた映画の説明などで用いられることがあります。

・あの作品は、ローバジェットでも大ヒットする作品が作れるということを証明した。

なお「ローバジェット」という言葉がありますが、これは「ビッグバジェット」の反対で「少ない予算」のことです。

・このプロジェクトを実行するにはあまりにバジェット不足だ。

「バジェット不足」とは「予算が足りない」や「予算が不足している」という意味です。

この例では、「バジェット」が不足しているのでプロジェクトを実行するのが難しいということでしょう。

・今回のプランが進められるかどうかはバジェット次第だ。

「バジェット次第」とは「予算次第」ということです。

上記の例だと、今回のプランが進められるかどうかは予算次第であるということを意味しています。

バジェットの類義語と例文

「バジェット」の類義語としては、以下のようなものが考えられます。

・予算

・低価格

その他には「経費」や「格安」といったものが挙げられるでしょう。

また上記の類義語を使うと、下記のような例文を作ることができます。

・あの事業の予算は、社長の一存で決められた。

「バジェット」は「予算」や「経費」という意味があるので、そのまま「予算」という言葉に置き換えることができます。

上記の例でも、「予算」という言葉を「バジェット」にしても問題ありません。

・昨今では低価格を売りにした商品が市場を席巻している。

「バジェット」を形容詞として使う場合は「低価格の」や「低予算の」という意味があります。

その為「低価格」が類義語として使えるというわけです。

バジェットの英語表現

「バジェット」の英語表現としては、その言葉の由来でもある「budget」が最も適切でしょう。

「budget」を使った例文には次のようなものがあります。

・Our company didn’t allocate enough budgets for the project.(会社はそのプロジェクトに十分な「予算」を割り当てなかった。)

プロジェクトを遂行するには、その為に必要な「予算」を十分に確保することが重要です。

この例では、その為の「予算」を会社が割り当ててくれなかったことを意味しています。

まとめ この記事のおさらい

・「バジェット」は「予算」や「経費」、「低価格の」や「低予算の」といった意味がある

・「バジェット」は英単語「budget」をカタカナ語にしたもので、その「budget」はフランス語で「財布」や「小銭入れ」を指す「bougette」という言葉が語源

・「バジェット」を使った関連用語としては「バジェットレンタカー」や「バジェットホテル」、「バジェットエアライン」や「バジェットトラベル」といったものが挙げられる

・「バジェット」の類義語には「予算」や「低価格」などがある

・「バジェット」の英語表現としては、その言葉の由来でもある「budget」が最も適切