転職活動の際によく聞かれる「ポテンシャル採用」という言葉。
この記事では、下記の流れで言葉の意味を知り、「ポテンシャル採用」が指すものを理解することができます。

1 「ポテンシャル」の意味を知る
2 「ポテンシャル採用」の意味を知る

ポテンシャルとは潜在的や可能性という意味

ポテンシャルとは英語のpotential のこと。
「潜在能力」という名詞、また「潜在的な」「可能性のある」という形容詞です。
日本語で「ポテンシャル」というときも、ほぼ同様の意味として使われています。

「ポテンシャルが高い」とは潜在能力が高いこと

主に人や集団について「ポテンシャルが高い」という用法がよく使われます。
「潜在能力が高い人」「活躍する見込みが大きい集団」といった意味の、ポジティブな言葉です。

「ポテンシャル採用」とはその人の成長を期待しての採用

「ポテンシャル採用」とは、新卒・第二新卒採用や中途採用の基準の一つとして使われることが多い言葉で、「未経験者採用」を指します。
その分野の実務経験がなかったり、専門知識がなかったとしても、将来育つ可能性を見込んで、経験のない・少ない人を採用することです。

「ポテンシャル採用」は、おもに20代など若い転職希望者を対象とした募集に多く見られる採用方法です。

ポテンシャル採用では人間性など、人柄がみられる

「ポテンシャル採用」で採用したい人には、即戦力となることはあまり求められません。
仕事の経験や専門知識はあまり問われることはなく、逆に下記のような基礎的な力を測られることが多いです。

・仕事に対する姿勢
・意欲
・思考力
・交渉力
・コミュニケーション力
・問題解決力

以上のような基礎的な人間性や能力に加え、受験する会社の企業風土に合うかも重要なポイントです。
「ポテンシャル採用」では急場しのぎの人手を募集するわけではなく、時間をかけて未熟練者をじっくり育てることを目的としています。そのため、「長く勤めてくれそうか」ということも採用の判断基準とされます。

ポテンシャルをアピールするには自分の経験を伝える

「ポテンシャル採用」枠をねらった転職活動をする場合、次の2つの視点からアピールポイントを考えることができます。

1.これまでの仕事での経験・実績が、どのように次の仕事で生かせるか
2.人間性を持っていて、どのように仕事に生かせるか

 

たとえば次のようなアピール例が考えられます。

「私はこれまでメーカーの営業職として1年間働いてきました。
法人営業では、クライアントのニーズを汲み取った新規提案で新商品の受注につなげた実績があります。 発注トラブルの際にも誠意をもった謝罪と迅速な対応で、先方との関係を壊すことなくトラブルを解決につなげました。
このような経験が、御社の営業企画職でも生かせると考えております。」

まとめ

潜在能力・可能性を意味する「ポテンシャル」。
「ポテンシャル採用」とは、経験が浅い人を対象にした、入社後にじっくり育成することを目的とした採用手法のことです。

転職活動で「ポテンシャル採用」に応募する際は、自分の能力や経験がどのように応募企業の職に役立ちそうか考えてアピールポイントを考えてみるようにしてください。