この記事では、面接でうまくいかなかった例やうまくいくための方法等を幅広くご紹介します。
就職活動や転職活動等では、面接が必ず行われます。それは企業がその人の見た目や雰囲気、話し方等を直接確認する貴重な機会だからです。
しかし、これまでの学校教育や社会人生活の中で、面接の練習をしたりポイントを学んだりできる機会は限られています。
今後の面接に活用し、納得のいく結果に繋げていただけると幸いです。
目次
面接でうまく答えられなかった例
面接でうまく答えられなかった場合を振り返ると、いくつかのパターンに分類できることが多いです。
ここでは、特に挙げられる例を確認してみましょう。
どもる
「どもる」とは「言葉を滑らかに言うことができず、つっかえて同じ音を何度も繰り返したりしてしまうこと」です。
緊張したり、突発的な質問に対してうまく言葉にできない時等にどもってしまうケースが少なからず見受けられます。
このような場合、姿勢を正すことが対策の一つです。心と身体は密接な相関関係があるという説もあるように、姿勢を正すと心もほぐれるかもしれません。
また猫背やだらしない姿勢より、背筋をしっかり伸ばした方が声が出やすいという物理的な側面もあります。
失言をしてしまう
「失言」は「言うべきではないことをうっかり言ってしまうこと、またその言葉」という意味です。
自分の中で考えがまとまっていない中で発言した時等に発してしまう場合があります。以下のようなものが失言にあたります。
- 「御社より待遇が良い会社もありました。」等、先方の気分を害することを言う
- 「前の会社では、このような機密情報を扱っていました。」等、情報漏洩を疑われるようなことを言う
- 分からないことをさも知っているかのように話す等してぼろが出る
残念ながら、無自覚の内に失言してしまっているケースもあります。
そのようなことがないよう、自分の発言に対して先方がどのように感じるかよく考えてから声に出すことが重要です。
あいてが興味なさそうな反応をした
こちらの発言に対して、全然興味がなさそうな反応をされることがあります。例えば、以下のようなものがあげられます。
- 「そうですか。」のように、リアクションが素っ気ない
- こちらの発言内容をメモに取らない
- こちらの発言に触れず、すぐに次の質問に移る
興味がなさそうにされると不安になってしまうことがありますが、もしかすると面接官も緊張しているだけかもしれません。
また自分が緊張しているから、つい悲観的に捉えてしまっているだけということもあり得るでしょう。
本当のところは面接官にしか分かりませんが、気持ちを切り替えて次の質問に集中することが肝心です。
自分のアピールポイントを言えなかった
書類では分からない良さを伝えられるという点で、面接は絶好のアピールの場だといえます。
しかし、緊張してアピールポイントを伝えられなかったということもあるでしょう。誰でも少なからず緊張してしまうものだと割り切り、落ち着いて発言するように心がけることが大事です。
また例えば事務職での面接で
「運動部に所属していたので、体力には自信があります。」
というアピールは、職種と噛み合っていません。ご自身がアピールしたいことを言うのではなく、面接官に響くことをアピールすることが重要です。
その職種に求められているものから逆算して、アピールポイントを考えてみましょう。
面接でうまくいくための方法
続いて、面接でうまくいくためにはどのような方法があるのかの確認です。面接で聞かれることは似通っていることが多いので、次に挙げるような対策が有効です。
経歴を答えるためにキャリアの棚卸しをする
学歴・職歴といった経歴は聞かれることがとても多い内容です。一つずつ丁寧に説明していると間延びしてしまうので、一つにつき一エピソード程度に留めておくのが望ましいです。
また以下のように一貫性を持たせると説得力が増します。
「大学では食品学を研究し、前職では食品メーカーで研究開発をしていました。その経験を活かし、御社でも食品の研究開発に携わりたいと考えています。」
経歴自体を変えることはできませんが、その経歴の切り取り方や表現方法はいくらでも変えることができます。より良い心象を持たれる為にも、キャリアの棚卸しはとても重要だといえるでしょう。
以前の失敗を振り返り次回に活かす
失敗には必ず原因があるものです。そしてその原因を突き止めて次回に活かせば、その失敗は失敗ではなくなります。
例えば次のような活かし方はとても有効です。
- 道に迷って面接に遅刻してしまったので、次回からは30分前には着くように余裕を持って出発する
- 面接中に緊張しうまく話せなかったので、次回緊張した際にはひと呼吸置き落ち着いてから発言する
- 最近気になったニュースを聞かれたが答えられなかったので、次回からは先方の業界に関係のあるニュースに目を通してから面接に臨む
失敗を原因を突き止めて次回に活かすというプロセスは、入社してからも活用できます。ぜひ今の内に習得しておきましょう。
企業研究をし自分の持ち味が合うか照らし合わせる
誰にでも得意・不得意はあるものです。今までうまくいっていなかった場合、先方が求めているものと自分の持ち味とが合致していなかったのかもしれません。
そこで重要になってくるのが企業研究です。その企業はどのような人材を求めているのか、どんなスキルや能力が必要になっているのかを確認してみましょう。
また求人の中に「求めている人材」というコーナーがある場合も多いので、参考にしてみると良いかもしれません。
面接がそれでも不安の場合は転職エージェントに相談をする
それでもまだ不安が払拭できない場合、転職エージェントに相談するのも一つの方法です。
転職エージェントとは、求職者が抱える様々な悩みを解決し、その求職者にとって最適な転職をアシストする仲介業者のことです。
具体的に転職エージェントがやっているサービスは以下の通りです。
プロ視点でのマッチングサービス
自分には何が向いているのか分からなかったり、また先入観で業界や職種を判断したりしてしまっているということはないでしょうか。
転職エージェントを利用すると、客観的な視点からアドバイスや情報をもらうことができます。
より良い条件で入社したいと思っても、そのような交渉は面と向かってしにくいかもしれません。
そんな際転職エージェントに交渉してもらえば、気兼ねなく希望の条件を伝えることができます。
自分では提出書類の誤字脱字や表現の不適切さ等に気付かないこともあるでしょう。そんな時は転職エージェントに添削してもらうことも有効です。
転職エージェントはこれまで何人もの書類を見ていることもあり、面接官の受けが良い書類の作り方にも熟知しています。
模擬面接やフィードバックは、自分だけではできないことです。そこで練習した質問が、本番でも質問されることがあるかもしれません。
まとめ この記事のおさらい
- 面接でうまく答えられない時は、姿勢を良くしたり、ひと呼吸置き落ち着いてから答えたりする等が効果的
- キャリアの棚卸しをすることで、経歴を心象良く伝えることができるようになる
- 失敗を振り返り次回に活かすことは、面接はもちろん入社後の仕事でも重要
- 企業研究することで自分の持ち味とのズレがないか確認でき、ミスマッチを防ぐことができる
- それでも面接が不安な場合は、転職エージェントに相談するという選択肢もある
転職エージェントを利用すれば、実際に転職しなくても自分の適正年収や、キャリアプランの相談に乗ってくれます。
まずは転職サイト、転職エージェントを気軽に利用してみましょう。
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