面接は、就活生はもちろん転職者でも緊張するものです。
この記事では、あらかじめ面接の所要時間、一般的な面接の流れとポイント、入室~質問内容、退室までの流れを解説していきます。
事前の準備で、少しでもストレスをなくしましょう。
就職や転職で志望動機に困った際は以下の記事も参考にしてみてください。
就職・転職の志望動機 各種業界で使える例文
目次
面接の平均時間は就職と転職では違う
就職と転職では面接の所要時間に差があります。
就職の面接の平均所要時間は、30分~1時間と言われています。
企業は学生を採用することが多い就職面接にあたり、人柄を見極めることを重要視するため、複数回にわって時間をかける傾向にあります。
一方、転職の場合には、20分~30分と、就職よりは短い傾向にあります。職務履歴など採用を決定するための判断材料が揃っていることが大きいでしょう。
また、他業務と並行して面接が行われることが多く、面接担当者や企業側の都合で時間の長さが決まることもあります。
就職、転職活動をしている中で面接を控えている方も多いでしょう。面接に関する不安がある方は転職エージェントに相談してみることをおすすめします。
転職エージェントの中でもマイナビAGENT・リクルートエージェントがおすすめです。
また、現在フリーターで就職、転職活動中の方はハタラクティブが相談しやすいでしょう。
IT業界で就職したいと考えている方はワークポートを利用してみましょう。IT業界に特化した対策やアドバイスをしてくれるでしょう。
身だしなみについて
人の印象は、見た目の第一印象に大きく左右されるものです。それは採用担当者でも同じことです。
面接前に身だしなみを整えましょう。トイレで最終チェックする場合には、面接を受ける企業の社員と出会うこともあるので、その際には軽く会釈を忘れないようにしましょう。
身だしなみはもちろん、面接を待っている間の所作や表情も見られている可能性はあります。
受付の流れ
スマホや携帯電話の電源は、念のためオフにしましょう。コートを着用している場合はあらかじめ脱いで手にかけておきます。
受付で、本日○時より○○様と面接のお約束をしております○○と申します」と伝えます。
入室の流れ
まず、面接会場の外で待機をしている際に、面接担当者に名前を呼ばれたら、中に聞こえる大きさの声で「はい」と返答します。
ノックは3回か4回
ノックにもマナーがあります。
2回はトイレ用、3回は日本のビジネスシーンでよく使われる回数、4回以上は正式な礼儀が必要な相手用です。外資系企業受験の場合には、4回のノックをおすすめします。
たとえ、ドアが開いていたとしても、そのドアをノックするのもマナーです。
反応があってからドアを開く
ノックをすれば、中から「どうぞ」などの反応があります。反応がない場合には、もう一度ノックしましょう。
万が一、それでも反応がない時には、中に聞こえる声で「失礼します」などと声を掛けてみましょう。
ドアは後ろ手にしめない
ドアを閉める時には両手を使うべきですが、実際には荷物やコートを持っているので難しいでしょう。
不自然にならないのが一番なので、面接担当者に完全にお尻を向けないように気をつけながら、片手で静かにドアをしめます。
そして、面接担当者に向き直り、「失礼します」と一声かけ会釈します。会釈の後は、柔らかい表情で面接担当者にアイコンタクトをとると印象が良くなります。
椅子の座り方
ドアの前での挨拶の後に、「こちらへどうぞ」などと面接担当者から着席を促されるでしょう。
基本の立ち位置は左側、その他はドアに近い側
就職の場合には、座りやすく椅子が置かれていることが多いので、自然と左側に立てるはずです。
しかし、転職の場合には、面接のスタイルが多様化して、基本に則れないことが多いかも知れません。そんな時には、まずは椅子のドアに近い側に立ちましょう。
着席を指示されるまで座らない
椅子まできたら、面接担当者から「お名前をどうぞ」など指示があります。指示がなかったとしても、まずは名前を名乗りましょう。
名乗った後に、「よろしくお願いいたします」の一言を添えます。
その後、面接担当者から「お座りください」と着席を勧められるまでは座らないのがマナーです。
質問の流れ
面接中は、担当者の目を見ながら、複数いる場合には視線を配りながら話すことを意識しましょう。
担当者から発言があった時には、相づちで反応を表すと印象がよく、スムーズに会話が進みます。
一般的な最初の質問
最初に聞かれるのは、「自己紹介」「学歴」「職歴」についてです。
ここでのポイントは、手短にまとめること。
初対面の人同士が緊張をほぐすアイスブレイクの時間あたり、本題はまだこの先にあると考えるのが無難です。
事前にしっかり答えの用意をしたい質問
面接担当者が聞きたい本題に入っていきます。
数々ある質問の中でも、答え方が難しい質問もあるので、就職と転職に分けて解説します。
【就職の場合】
意外とよく聞かれますが、答えに迷うのが「活動状況」についての質問です。
どんな企業を受けているのか、内定が出ているかを質問されることもあります。これは、受験者の企業選びに対する考え方を知るためと、最終的な内定の参考にするためです。
個々のすべての企業名を出すよりも、業界や業種でまとめて一貫した選びをアピールするのがポイントです。
例えば、「御社と同じマスコミ業界を中心に活動しております」などと答えるのがベターでしょう。
【転職の場合】
「志望動機」は、「なぜその企業」を選んだか、また、違う職種への転職の場合には、「なぜその職種」を選んだのか質問されるでしょう。2つの観点から、自分なりの答えを用意しておきます。
「転職理由」については、ついつい前職の批判やグチにならないようにしましょう。
積極的な姿勢を「これからどうしたい・どうなりたい」「入社後にできること」と説明できるように熟考しておきましょう。計画的な転職・自分のキャリアプランであることを、自信を持って語れるくらい考え抜くのがポイントです。
退室の仕方
面接担当者から、「面接は以上です」などと告げられたら、まずは座ったままで「本日はお忙しい中ありがとうございました」と言い軽く頭を下げます。
椅子から立ち上がったら「それではよろしくお願いいたします」など挨拶をして、ドアまで進みます。
さらに、退出時にはドアの前で「失礼いたします」との一言と一礼をしましょう。ドアは静かに閉めるように注意します。
面接の一連の流れについてのおさらい
面接の一連の流れは以下の通りとなります。
- 面接の所要時間は、就職=30分~1時間、転職=20分~30分。
- 受付でスマホはオフ、コートは脱ぐ。担当者の名前、約束時間、自分の名前を告げる。
- 入室=反応があってからドアを開く。椅子の左かドアに近い側に立ち、着席の指示を待つ。
- 質問一般的な質問:「自己紹介」「学歴」「職歴」などには、答えは手短に。
- しっかりした答えを用意したい質問:
就職の場合=「志望動機」「学生時代に打ち込んだこと」「自己PR」「入社後について」
※ポイント:「活動状況」は、一貫性のある企業選びをアピール - 転職の場合=「志望動機」「転職理由」「入社後について」
※ポイント:「志望動機」は、「なぜその企業」「なぜその職種」の2点、「転職理由」は積極性と計画性をアピール
退室=お礼の言葉を忘れずに、静かに退室する
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