元の木阿弥の意味

元の木阿弥(もとのもくあみ)とは、一度上に向いたものが、悪い状態に戻ってしまい改善がの兆しが無駄となってしまうさまを意味することわざです。

戦国時代に武将・筒井順昭が病気で亡くなった際に、息子の順慶が幼かったため事実を伏せ、声の似ている木阿弥を順昭の身代わりにさせていました。

しかし、順慶が成人したことによって木阿弥に真実を伝えたため、木阿弥はまた身分が戻ってしまい、功績が台無しになってしまったことに由来しています。

同義語には、「水の泡」「ぬか喜び」「骨折り損のくたびれもうけ」などがあげられます。

元の木阿弥のビジネスシーンでの意味

ビジネスシーンでは、途中まで順調に進んでいたプロジェクトが、完了を目前にして中止せざるを得ない状況になったときなどに元の木阿弥を使用できます。

ビジネスでは、クライアントの意向や景気の変化や、予算の都合などで計画通りに事が運ばないことがあります。

最後の最後でトラブルに見舞われ努力が無駄になることはビジネスでは少なくないため、場合によっては「元の木阿弥」となることを覚悟してプロジェクトに取り掛かる必要があるでしょう。

元の木阿弥の例文

努力して挑んだレースの終盤で、倒れて失格になった。これじゃあ元の木阿弥だ。
落ち葉をかき集めて寄せていたのに、風が吹いて元の木阿弥になってしまった。
みんなが賛成して決めたのに、上司一人が反対して元の木阿弥さ。