どんなに楽しい仕事をしていても、1度は必ず憂鬱になる時があると思います。
失敗をしたり、正当な評価をされなかったり、悔しく思って仕事に行くのが憂鬱になることがあるかもしれません。
今回の記事では、仕事の憂鬱を解消する方法を以下の点を中心に、ご紹介します。
・仕事の憂鬱を解消する朝の習慣
・仕事の習慣を解消する方法、工夫
目次
仕事が憂鬱だと感じる原因
仕事が憂鬱だと感じた時、明確な理由がある場合とそうでない時があります。しかし、明確な理由がないからといって、理由がなく憂鬱になっているわけではありません。そこには必ず心の変化があり、何か気になることがある場合が多いです。
人はどんな時に憂鬱になるのでしょうか。
・仕事で重要な任務を頼まれている
・自分のやりたくない仕事がある
・職場の人間関係が良くない
・上司からプレッシャーをかけられている
これらが全て原因ではありませんが、当てはまるものもあるのではないでしょうか。
自分の力で、コントロールし、変えることができるものについては、簡単に憂鬱を直すことができるでしょう。しかしながら、先ほどあげたものは全て、「自分の意思とは関係なく」やらなければならないこと、我慢しなければならないことに分類されるでしょう。
仕事だから仕方がないと割り切ってやっていても、徐々に心は荒んでいき、憂鬱になってしまうことがあるのです。
仕事の憂鬱を感じやすいのは朝
仕事が憂鬱に感じるのは、特に朝といわれています。というのも、朝仕事に行く人が多いからです。仕事に行く前に嫌な気分になり、「あー今日は行きたくないなぁ」と思ってしまうのです。
朝の憂鬱を解消するためにどのようなことをすればよいのか、具体例を解説いたします。
仕事の憂鬱を解消する朝の習慣
仕事に行きたくない自分を責めない
精神的な面において、仕事に行きたくないと感じる自分に罪悪感を持つ人が多いでしょう。「なんで自分は心が弱いのか」、「なぜ仕事にこんなに行きたくないのか」などと思うかもしれませんが、まずは自分を責めない事を大切にしてください。
ネガティブな感情であっても、自分自身の感情を知って受け止めるということはとても大切なことです。頭ではわかっていても、きちんと受け止められないと、どこかで感情が爆発し、完全に鬱状態になってしまう可能性があります。早い段階で対処することが、必要です。
決まった時間に起きると気持ちが楽になる
会社勤めをしていると残業などがあり、毎日帰る時間が異なる場合があります。しかし、朝起きる時間は一定にしておくことが大切です。
睡眠時間が短い時は、起きるのが辛いかもしれませんが、リズムが崩れる方が精神的にはきつくなります。毎日同じ時間に起きることで、そのリズムが保たれ、仕事に行こうという気分になりやすいです。
できれば、仕事のない日も同じ位の時間に起きることで、習慣づきます。
太陽の光を浴びる
これは毎日できることではありませんが、できるだけ太陽の光を浴びて起きるようにしましょう。
人間の体には太陽の光が必要です。太陽の光を浴びることで体が自然と起き、体内時計がリセットされます。
気分が憂鬱になりやすいのは、精神的な面も大きいので、体内時計をリセットすることで、1日が始まるんだという合図になります。心と体は切っても切り離せない関係にあるので、体を元気にしてリズムをつけることで、心も落ち着きます。
朝ごはんを食べる
朝ギリギリに起き、朝ごはんを食べずに仕事に行く人もいるかもしれません。しかし、やはり朝ご飯は大切です。
炭水化物とタンパク質のバランスの良い食事をすることで、体が元気になります。エネルギー補給をしなければ体は眠ったままです。そのまま会社に行くと、メリハリがなく、体も寝たままで仕事を始めなければなりません。
朝ご飯を用意し、食事をすることで、あらゆる感覚を使うため、体にとっては良いことが多いです。朝ごはんを見て、匂いを感じ、噛むことで頭も覚める、このように、五感を使うことも心と体を元気にする1つの方法です。
仕事の憂鬱を解消する方法
何とか朝を乗り切り仕事に行ったとしても、仕事をしている最中に気分が落ち込み、憂鬱になることもあります。
仕事中にもできる簡単な対処法をご紹介します。
ご褒美を設定すると毎日が楽しくなる!
自分への簡単なご褒美を用意します。例えば甘いものが好きな人であれば、チョコレートを仕事場に持っていき、ある程度区切りがついた時点でご褒美としてチョコレートを食べます。
コーヒーが好きな人であれば、いろいろな種類のコーヒーを持参するのも良いでしょう。1つのタスクを終えたら、少し休憩を入れたり、コーヒーを飲む時間を作ってみると、気分転換になります。
そして、仕事中にはかないませんが、外食やデザートなどのご褒美を設定してもよいでしょう。
例えば、今日は必ず定時に上がって、外食をする、と決めておくと、効率よく仕事しなければならないという頭が働き、無駄な動きが少なくなります。
ご褒美なので、自分がワクワクするような、楽しめるような外食でなければ意味がありません。前から行ってみたかったレストランを予約したり、普段の食事よりは少し豪華な夕食を食べに行ったりするのも良いでしょう。
憂鬱な気持ちを聞いてもらう
人間は、人と話すことで気持ちが楽になる時があります。
外回りをしていて、いろいろな刺激に触れている場合は、人と話したいと言う気分にならないかもしれません。しかし、オフィスワークの人はパソコンに向かって黙々と仕事をしている人が多く、ときには人と話したいなと感じることがあるかもしれません。
声を出すことで、頭がすっきりしたり、人と話すことで、気分が紛れたりするので、気分が落ち込みそうな時は、同僚や上司と少し話をするとよいでしょう。
話す内容もそうですが、話すという行為自体で、憂鬱な気分が変わる場合もありますので、可能であれば実践してみてください。
体を動かしてリフレッシュをし憂鬱を解消!
やはり心の憂鬱を晴らすためには、心とつながっている体を動かすことです。仕事中にジムに行くことはできませんが、そのような大掛かりな運動でなくても構いません。少し体を動かすことでリフレッシュされます。
オフィスワークで椅子に座ったままでもできる簡単な運動もありますし、昼休みに少し外を歩いてみることならできるでしょう。
体を伸ばすだけでも効果がありますので、椅子にずっと座っている仕事の場合、たまに立って、体を伸ばしてみてください。頭がすっきりし、気分がリフレッシュされます。
楽しみな予定を入れる
仕事でどうしても楽しみが見つけられない場合、プライベートを充実させるのも心を満たす効果的な方法の1つになります。
プライベートが楽しければ、メリハリがつき仕事にも集中できるようになります。
休みの日にダラダラと家で寝てばかりいると、ますます気分が落ち込み、会社に行きたくなくなります。
一方、休みの日に自分の好きなことを思いっきりしたり、新しいことにチャレンジしてみたりすると、心も体もリフレッシュされ、平日の仕事の効率も上がりやすくなります。
仕事で憂鬱になるなら、プライベートを充実させて、憂鬱を減らしましょう。
仕事が憂鬱なとき、その解消法のまとめ
- 仕事が憂鬱になる原因は、職場の人間関係や、仕事内容、仕事のプレッシャーなどである
- 仕事の憂鬱を感じやすいのは朝である
- 朝、仕事の憂鬱を感じた場合、太陽の光を浴びたり、しっかりご飯を食べたりすることが大切である
- 仕事のある日もない日も、同じ時間に起きることで、体のリズムが定着する
- どうしても仕事中に憂鬱を感じた場合は、コントロールできる方法を身に付けておく
- 仕事中に達成できる簡単なご褒美を設定すると気が紛れる
- 人と少し話すことで気分が晴れることもある
- 簡単なエクササイズをしたり、休み時間に外に出るとリフレッシュされる