この記事では「饒舌」について詳しく紹介します。読み方、意味を最初に解説をし、例文と英語表記を通して、どのような場面でも饒舌を使いこなせるようになります。

饒舌の意味と使い方

まず「饒舌」とは「じょうぜつ」と読みます。
饒舌の意味には「やたらにしゃべること」や「おしゃべり」という意味があります。

この説明からもわかるように、あまり相手を褒める意味では使わず、ネガティブな意味でしばしば使われます。
饒舌の「饒」は「冗」を置き換えることもあるようです。

この「冗」は冗談の「冗」でもあり、「無駄な」「余計な」「余分な」という意味があります。

饒舌の「饒」はそもそも常用漢字ではありませんが、この「饒」には「食料が余っていて余分である」という意味があります。

食料が多いと良いのではないか?と思うかもしれませんが、十分な食料はうれしいものですが、それを超えて食べきれないほどの食料は腐るだけで全く無駄です。

同様に必要な会話は大切ですが、聞いている人が「お腹いっぱい」と思う以上の会話は心地よいものではないでしょう。

饒舌を使った例文

彼は使途不明金の流れについての話になると急に饒舌に語り出した。
犯人と思われる男は当日のアリバイについて確認されると饒舌にしゃべるようになった。

饒舌の類義語

饒舌の類義語で「多弁」「雄弁」「能弁」というものがあります。
饒舌と同様にこれらの言葉には「たくさん話す」という意味がありますが、饒舌とは決定的な違いがあります。

例えば「多弁」は単純に口数が多いことをあらわしていますが、饒舌は「余分」にたくさん話すことをさしています。

そして「雄弁」ですが、こちらには「他人に感銘を与えるほどの説得力がある力強い弁舌」というポジティブな意味があります。

最後に「能弁」ですが、こちらには「話すのが上手でスラスラと言葉が出てくる」という意味になります。

饒舌の英語表現

饒舌は英語で表記すると「talkative」となります。

このつづりをよく見ればわかるように「しゃべる」という意味の「talk」という単語が含まれているのです。
「talk」の後に続く「ative」は接尾辞であり、傾向・性質・関係を表す形容語尾です。
このことより「おしゃべりな傾向がある」という単語になるのです。
日本語よりもややソフトな表現ですね。

なお例文として「彼は饒舌な人だ」を英訳すると「He is talkative」となります。

饒舌のまとめ

  • 饒舌には「有り余るほどよくしゃべる」という意味があり、聞いている人を「もううんざり」と不快な気持ちにさせてしまうほどのおしゃべりを適切に表現しています。
  • 類義語に「多弁」「雄弁」「能弁」などがあります。
  • 英語表現では「He is talkative」と使うことができます。