匙を投げるの意味

匙とは医者が薬の調合に使うスプーンであり、匙を投げるは、江戸時代の医者がどのような薬を調合しても病気を治せないと医者が匙を投げて諦めている様子を語源とすることわざです。

江戸時代後期の川柳集『誹風柳多留(はいふうやなぎだる)』には『田舎医者、さじを投げては、馬で逃げ』という川柳にも収録されていることわざです。

上記の事から匙を投げるとは、どんな努力をしても成功する見込みがないとして諦めるという意味を持ちます。

匙を投げるのビジネスシーンでの意味

ビジネスの現場において、どれだけ努力しても結果を出すことができない事が続き、匙を投げたくなる事があります。

匙を投げるは、最後まで諦めずにできるだけの努力を続けたいときに、自分が語源となった江戸時代の医者のように匙を投げていないかどうか顧みる際に使うことができます。

匙を投げるの例文

サッカーの試合で一点差で負けていても諦めずにプレーをしていたが、後半のアディショナルタイムに更に一点を追加で奪われてついに勝ち目が無いと匙を投げた。
彼に何度注意しても改善する様子が全くなかったため、匙を投げて注意しなくなった。