親の心子知らずの意味

親の心子知らずとは、親が色々と気にかけて口出ししたり気を揉んだとしても、子供は気遣いに感謝することなく、むしろ好き勝手を通すことが多いという意味のことわざです。

親の心子知らずのビジネスシーンでの意味

親子の間であっても感情の行き違いはあるため、「親の心子知らず」は現代でもごく日常的に用いられますが、ビジネスシーンで使える場面も多いことわざです。

例として、社長の跡を継ぐ二代目が仕事に身が入らなかったり、父親とソリが合わなかったりするのもよくある話です。

実際の親子関係でなくとも、ずっと目をかけてきた部下が実は真意を全然分かっていなかったといったときや、いくらいっても悪いクセを直してくれない事などを批判するときに「親の心子知らずだ」を使うことで言葉の説得力を増すことができます。

親の心子知らずは、原則として親が正しいことを前提にしているため、子供の前で堂々といったりしてしまうと、共感を得るどころかかえって反発を呼び込むことにもなりかねません。

どのような真意があるとしても、面と向かっていわないほうが方が無難です。

親の心子知らずの例文

まったく、彼には困ったものだよ。跡を継ぐ立場だからって部長が厳しくしているのに陰口ばかりではね。これではいずれ彼が社長になったら、首を切られるぞ。
あいつには本当に期待していたんだが、激務が続いたからと辞表を出されてしまったよ。社員の手前、引き止めなきゃならんが、多分もう戻りはしないだろう。親の心子知らずだな。