血は水よりも濃いの意味

血は水よりも濃いとは、どんなに薄くても血縁関係があれば、他人よりも結びつきは深いのだという意味のことわざです。

同じ土地で皆が集まり、それぞれの思いから発展させていった中世などでは非常に主流だった考え方ですが、現代でも同じ傾向が色濃く残っている部分があるため、血は水よりも濃いは実際によく耳にする言葉でもあります。

血は水よりも濃いのビジネスシーンでの意味

血縁関係であっても、ときには敵対することにもなるビジネスシーンでは、血は水よりも濃いの使いどころは少なくありません。

実際の血縁者ばかりで会社が固まっているわけではないにせよ、社内という「身内」を「血縁」に見立てて「血は水よりも濃いというし……。」などと、信頼できる人を重く用いることもできます。

ずっと一緒にやってきた関連会社や協力会社に、この「血縁」の構図を組み込むことも可能です。

「外敵」が攻めて来たときなどに、特に説得力を発揮する言葉です。

もっとも、家族や血縁とは違い、風通しがよいのが現代的企業の特徴であるため、あまり「血」を前面に押し出し続けると、「血」のあらわす「外部」にいる社員からの反発が出るため注意が必要ですね。

血は水よりも濃いの例文

もしなにかまずくなったらすぐに店を畳んで戻って来いよ。血は水よりも濃いっていうだろ。俺たちはずっと家族だよ。
少々厳しいのが正直なところだが、ここはなんとか例の企業を救おうと思う。血は水よりも濃い、身内として今まで一緒に頑張ってきたのに、ここで見捨てることはできない。