同じ穴のムジナの意味

同じ穴のムジナとは、外見や所作などは違っていても、本質的な部分は悪い意味で同じなんだということをさしたことわざです。

ムジナとは基本的にアナグマをさします。アナグマとは非常に穴掘りが得意なため、田畑を荒らす困りものでした。

一方でタヌキなどの動物は、自ら穴を掘るのは得意でなくとも、穴を利用して人を化かすとも考えられていました。

上記の理由でタヌキなどもアナグマと同類にされたことから転じて、同じ穴のムジナは一見関係がないようでも内面は同じだという意味で使われるようになりました。

同じ穴のムジナのビジネスシーンでの意味

現代ではあまり馴染み深くないムジナですが、「同じ穴のムジナ」は、紳士の装いをして人を騙す人も多いビジネスシーンでは、使いどころが多いことわざです。

ホワイトな経営をしているといわれていた会社が、実はパワハラを日常的に行っていたといった場合や、弱者救済をうたって弱い人から金を巻き上げている会社にも用いることができるでしょう。

注意点として、同じ穴のムジナはネガティブな意味のことわざであるため、たとえ気心の知れた相手でも、面と向かって使うのは避けた方が賢明です。

同じ穴のムジナの例文

結局、あの会社でも汚職が蔓延していたと聞くな。評判はよかったのだが結局は皆同じ穴のムジナなのかも知れんな。
あのやり方は改めた方がよいですよ。いかに結果が出せるといっても、他の連中と同じ穴のムジナになることはありません。