羊頭狗肉の意味

羊頭狗肉(ようとうくにく)とは、古代中国の書物に原典があり、おいしそうに羊の頭を並べつつも、実際は安くてまずい犬の肉を売るあくどい肉屋の話から転じ、外面だけでまったく中身が整っていないことをさすことわざです。

「見掛け倒し」と似た意味の言葉ですが、羊頭狗肉の方が、より相手を騙す悪質な意図を強く感じさせます。

羊頭狗肉のビジネスシーンでの意味

犬肉を食べない現代日本でも、羊頭狗肉は意味の分かりやすさから広く用いられており、計画倒れや、騙し騙された出来事が起きるビジネスシーンでも広く活用することができます。

具体的には、計画書では調子のよいことを散々書いておきながら、実際にはまったく基準を満たしていない現場を目の当たりにしたときや、「国産」と偽って海外産の安くて質の悪い食材を提供している店などに用いる事が出来ます。

注意点として、羊頭狗肉は言葉の与える印象がとても悪いため、単に外見と内面のレベルが一致しないという人に使うのは適切ではありません。

よほどひどい仕打ちを受けた相手にも、面と向かっていうことは、避ける方が賢明です。

羊頭狗肉の例文

なんなんだ、あのテーマパークは。散々調子のよいことをいっておいて現場があれでは、羊頭狗肉もよいところだ!
最高級品だとかいっておいて、海外の粗悪品だったとは。まったく、あの会社もとんだ羊頭狗肉だったよ。