行きがけの駄賃の意味

行きがけの駄賃とは、なにか別の仕事のついでに他の仕事もこなして、ちょっとしたお金を貰うという意味のことわざです。

もともと「駄賃」とは、荷物を運ぶだけの馬(駄馬)に払う賃料のことで、時代と共に子供が簡単なお手伝いをしたときに渡すお金を「お駄賃」と呼ぶようになりました。

行きがけの駄賃のビジネスシーンでの意味

荷物を馬で運ぶことは滅多にない現代ですが、行きがけの駄賃は比較的現在でも様々なところで用いられており、ビジネスシーンでも普通に用いることができます。

予定していた営業先との打ち合わせがなくなった代わりに、ちょっとした仕事をくれたという場合に「行きがけの駄賃だが」などと冗談めかして同僚に伝えることができます。

客先での対応をしている最中に、さらっと別の案件や書類を仕上げてしまう事も「行きがけの駄賃」による仕事ということができます。

しかし、どんなに安かったとしても、正当な仕事の報酬が「駄賃」と評されれば怒りを買ってしまうでしょう。スポンサーやクライアントの前で使うには注意が必要です。

行きがけの駄賃の例文

この書類を営業部に渡して欲しいんだな?分かった。部長との会食の行きがけの駄賃じゃないが、やっておくよ。
いくつか挨拶回りを済ませてきたよ。結局本命のスポンサーとの話はまとまらなかったが、まあ、行きがけの駄賃ってとこだね。