蜘蛛の子を散らす(くものこをちらす)の意味とは

蜘蛛の子とは、蜘蛛の子はたくさんいますので、大勢の人々を例えています。散らすとは、まるで散っていくように逃げる様のことです。
蜘蛛の子が入った袋を破ると四方八方に逃げる様子から作られた言葉です。

したがって「蜘蛛の子を散らすとは、大勢の人々が散り散りになって逃げていくこと」をさします。

蜘蛛の子を散らすのビジネスシーンの意味

蜘蛛の子を散らすという言葉はビジネス用語ではありません。しかし、ビジネスにおいても、会社が危機に陥るなどで、大勢集まっていた人々が散り散りになって逃げ去ってしまうことはあります。ですから蜘蛛の子を散らすという言葉は時々使用されることがあります。

例えば、好調な時は、どんどん人々が寄ってきて、それこそ蜘蛛の子のような大勢の人々が集まります。

しかし、いったん下降に転じると、あれだけ集まっていた人々が、あっというまに散り散りに去っていくのです。その様子をみた人が、まるで蜘蛛の子を散らすようだなと漏らしたりします。ビジネスにはどうしても浮き沈みがありますので、好調時にも集まった人々の数に安心せずに、そのようなこともありえると戒める言葉ともなります。

蜘蛛の子を散らすの使い方と例文

会社の業績が好調な時には、あれだけ取引をお願いにきてたのに不調に落ちたら蜘蛛の子を散らすように去って行ったな。
この会社は、昔は社員500名を抱える大企業だったんだよ。それがあの倒産騒ぎで蜘蛛の子を散らすように辞めていったよ。
それまで自分には友人がたくさんいましたが、失業したとたん、まるで蜘蛛の子を散らすように友人だと思っていた人たちが音信不通になりました。