人の噂も75日の意味

人の噂も75日(ひとのうわさもしちじゅうごにち)は、噂というものはどんなものであっても75日ほど経てば自然に無くなっていくという意味のことわざです。

なぜ75日なのかについては、季節が変われば人の話す内容も変わっていくためであるという説があります。

昔は春夏秋冬の間にそれぞれ18日間の土用の日があったため、1年の日数から引くと、1つの季節は75日ほどだった事が上記の説の根拠です。

他にも、作物が育って収穫する時期になれば忙しくなり、これまでと別のことをするため、同じことを長いことしてはいられないという説があります。

庶民は農業の作業期間を一区切りと考えていたため、だいたい種を蒔いてから収穫するようになるまでが75日であった事が上記の説の根拠です。

人の噂も75日のビジネスシーンでの使い方

ビジネスシーンでは、同僚の家庭の事情や仕事上のミスなどが広まってしまったときなどに、「人の噂も75日というからあまり気にするな。」などと声をかける際に使われます。

人の噂も75日の例文

人の噂も七十五日、過ぎたむかしは兎も角も、今じゃあ実の兄弟どうぜん
出典:人情本・春色辰巳園
たとへ世間でとやかうとおまえの事を言はうとも、人の噂も七十五日、僅か一月か二月だ
出典:歌舞伎「盲長屋梅加賀鳶」の五幕のセリフ