貧すれば鈍すの意味

貧すれば鈍すの「貧」は読んで字のごとく貧乏の「貧」をあらわし、「鈍す」は鈍くなる事を意味しています。

上記の子tから貧すれば鈍す(ひんすればどんす)は、貧乏になるとその日を暮らしていくことばかりを考えてしまい、視野が狭くなるため感性も鈍く卑しくなってしまうという意味のことわざです。

ことわざが作られた江戸時代では「貧する」といえば=「お金」の事でしたが、今の社会では貧するのはお金だけとは限りません。時間や人望、自由な発想など失うものはたくさんあるでしょう。

貧すれば鈍すのビジネスシーンでの意味

貧すれば鈍すという言葉はビジネス用語ではありません。しかし、ビジネスがうまくリズムに乗っているときはよいですが、一度つまずいてしまうと、悪循環に陥ってしまうこともあるでしょう。

一流のビジネスパーソンであれば、問題が続いているときに、自分が貧すれば鈍すになっていないか自分を戒める事が求められます。

貧すれば鈍すではなく、苦難の中こそかえって活路を開けるという意味の「窮すれば通ず(きゅうすればつうず)」のように、機転を利かせて華麗に挽回する事が大切です。

貧すれば鈍すの例文

貧すれば鈍すとはよくいったもので、彼は一度事業に失敗してからというものの、これまでの柔軟な発想がなくなって平凡な人間になってしまったようだ。
彼は仕事を解雇されてから、別人のように見すぼらしくなってしまった。まさに貧すれば鈍すとはこのことだね。