どくをくらわばさらまでもの意味
毒を食らわば皿までとは、毒の入った食事をすれば死んでしまうため、どうせ死ぬなら皿まで食べてしまおうという意味のことわざです。
開き直ってどうせ一度も二度も同じ事と、悪事に手を染めることを例えています。悪いことを改めもせず続けることをさしますが、一度始めたものは最後まで貫き通すという意味でも使われます。
どくをくらわばさらまでもの類語には、「乗り掛かった船(のりかかったふね)」「背水の陣(はいすいのじん)」などがあります。
どくをくらわばさらまでのビジネスシーンでの意味
ビジネスでは例をあげれば、契約欲しさに、一度、不利益事項の説明を省いて営業成績を上げた社員が、後になっても同じやり方を突き通した場合などで使われます。
「彼はどくをくらわばさらまでの意志で、不利益の説明をせずに契約をあげている。」などと使われるでしょう。
しかし、覚悟を決めて仕事に取りかかる際に、「どくをくらわばさらまでと一度始めたのだから、投げ出さず最後まで行う。」などと、自分や周囲を鼓舞するときに使うことも多いです。
どくをくらわばさらまでの例文
一度罪悪を犯したんだ、徹底的に罪悪を重ねよう。毒食らわば皿までだ。
もうこうなったら、どくをくらわばさらまでだ!みんな、頑張ろう!