悪貨(あっか)は良貨(りょうか)を駆逐(くちく)するの意味とは

経済学の法則の一つである「グレシャムの法則」からきています。
悪貨とは貨幣の中に含まれている金の割合が少ない貨幣の事、良貨はその逆で金がたくさん含まれている貨幣の事をさしています。
現在の世の中ではそのようなことはありませんが、かつて国が同じ価値を保証していた通貨であったとしても金の含有量が異なる、ということがあったのです。

すると人間の心理として、金含有量が多い貨幣(良貨)を自分の手元に大切にしまい込み、金の含有量が少ない貨幣(悪貨)を積極的に使う習性があるため、市場から良貨が姿を消す(駆逐される)ことになるのです。

これが転じて悪貨は良貨を駆逐するとは、悪がはびこると善が滅びることの例えとして使われます。

類義語に、「無理が通れば道理引っ込む」「憎まれっ子世にはばかる」というものがあげられるでしょう。

悪貨は良貨を駆逐するのビジネスシーンでの意味

悪貨は良貨を駆逐する、はビジネス用語ではありません。

しかし悪事を働く人たちがのさばって正直にやっている人が小さくなっている、という光景はよく会社でも見かける光景です。
正直者が報われる社会でありたいものですね。

悪貨は良貨を駆逐するの使い方と例文

偽ブランド品を厳しく取り締まる理由がわかりますか?それは悪貨は良貨を駆逐する、ということわざにもあるように、精巧な偽物が世の中に出回ると本物が売れなくなってしまうからです。

 

人間は無意識のうちに「悪貨は良貨を駆逐する」の法則に則った生活を送っています。