燎原の火の意味

燎原(りょうげん)の火とは、強烈な勢いで広がっていき、どうにも止められない火を意味することわざです。

古代の書物に語源があり、「原」を「燎(も)える」といった意味があります。草原を燃やし尽くす火に対しては、消すことはおろか近づくこともできないという意味をあらわしています。

原典自体には馴染みは薄いながらも「燎原の火の如く」といった言葉の使われ方は、現在日本でも割合多くなされています。

日常会話というよりは、時代劇や歴史劇の台詞として聞くことの方が多いでしょう。

燎原の火のビジネスシーンでの意味

物理的な火炎とぶつかることは少ないものの、社会の勢いと対峙しなければならないビジネスシーンで燎原の火は使いどころが多いです。

ライバル会社が出してきた魅力的な新商品や、技術革新の波などに対して用いることができます。

しかし、大量に物を燃やすような意味合いがあるため、自社の勢いを称えるのに使うのはやや不適切であるため注意が必要です。

燎原の火の例文

彼らが売り出した新商品の勢いは、まさに燎原の火のようだな。こちらは大人しく別路線に注力していく方が得策だろう。
時代の流れか、あのサービスの普及の勢いは燎原の火の如くだ。我々も抵抗するのではなく、もっとうまい手を考えなくては。