罪を憎んで人を憎まずの意味

罪を憎んで人を憎まず(つみをうらんでひとをうらまず)とは、人に嫌なことをされたとしても、嫌だと思う行為そのものは恨んだとしても、相手の人間自体を恨んではいけないという意味のことわざです。

罪を憎んで人を憎まずという言葉は、元々は孔子の言葉として知られています。しかし、聖書にも同じ意味のものがあり、罪を恨んだとしても、その罪を犯したその相手を恨んではいけないと記されています。

罪を犯さなくてはならなかった事情があったり、育まれた環境において、そうせざるを得なかったりする背景を忘れてはならないという意味が込められています。

罪を憎んで人を憎まずの例文

不正をした人が悪いのではない。不正をさせなくてはならなかった社会のやり方に問題があったのだろう。
追い込まれた社員を恨んではいけない、恨むべきは不正をした事実であり、不正自体を批判してもその人を責めてはいけない。罪を憎んで人を憎まずだ。