老いては子に従えの意味

老いては子に従え(おいてはこにしたがえ)とは、年をとったら出しゃばることなく、子どものいうことに従うべきであるという意味のことわざです。

中国に古くから伝わる教えである「三従」に登場する言葉が由来で、人生の正しい振る舞い方として現代まで伝えられています。

老いては子に従えの同義語には「騏驎も老いては駑馬に劣る(きりんもおいてはどばにおとる)」「年寄りと釘の頭は引っ込むがよい(としよりのくぎがしらはひっこむがよし)」などがあります。

老いては子に従えのビジネスシーンでの意味

老いては子に従えは、ビジネスの場面で使われる言葉ではありません。

基本的に親子関係をあらわす言葉として使われ、老いた父親があれこれ口を出すのではなく、子どもに任せることの大切さを説いた言葉です。

しかし、世の中には同族経営の会社や、家族で営んでいる個人事業なども多く存在することから、経営を父親から子どもへと引き継ぐ際には、老いては子に従えということわざが当てはまるケースもあるでしょう。

老いては子に従えは、経営者によっては独りよがりになってしまうこともあるため、ビジネスシーンでは世代交代の大切さを説いた言葉として使う事もできるでしょう。

老いては子に従えの例文

老舗和菓子屋の社長は老いては子に従えのことわざの通り、社長の座を息子に譲ったそうだ。
定年を迎えても娘に口を出している自分の頭に、老いては子に従えの言葉がよぎった。
最近の60代は若い人が多く、老いては子に従えというにはまだ早いようだ。