切れにくくなったハサミの意味
十分ではないものでも、うまく活用すれば、十分にその能力(潜在能力)を発揮させることができます。
切れにくくなったハサミは、さほど能力のない人材でも、工夫して使うことによって、その人が持っている能力を十分に発揮できるという意味を持つことわざです。
切れにくくなったハサミでも、捨てる必要はなく、力の入れかたを工夫したり、あるいは研ぎ直したりことで、十分切れるようになります。
切れにくくなったハサミのビジネスシーンでの意味
切れにくくなったハサミは、ビジネスシーンでも多く使うことができます。新入社員に対しても使うことができるでしょう。
戦力になるような能力をまだ身につけていない新人で役に立ちそうになく、逆に足を引っ張りそうな場合でも、指導する側の持って行き方によっては、思いもよらない成果を出すこともあり得ます。
新しいことを全く受け入れないベテラン社員が古いやり方にこだわっており、効率が悪いと思うような場面でも、部下の振る舞いかたによっては、アナログさがよい結果をもたらすこともあり得ます。
ダメだと諦めずに、相手に求めるのではなく、使うこちら側が賢くなる必要があるでしょう。
切れにくくなったハサミの例文
「あの社員、人はよいんだけど仕事ができないから、一緒の業務には就きたくないです。」
「そんなこといわずに、バカとハサミは使いようということわざがあるように、こちら側がうまく導けば、よい仕事をしてくれるはずですよ!」
「そんなこといわずに、バカとハサミは使いようということわざがあるように、こちら側がうまく導けば、よい仕事をしてくれるはずですよ!」