前門の虎後門の狼(ぜんもんのとらこうもんのおおかみ)の意味とは

趙弼『評史』 にある「前門に虎を拒ぎ後門に狼を進む(表門で虎の侵入を防いでいるときに、裏門からは狼が侵入してくるの意味)」からの由来です。

したがって、前門の虎後門の狼とは、一つの災難を逃れても、またもう一つの災難が襲ってくることをさします。

同義語としては、一難去ってまた一難、火を避けて水に陥る、虎口を逃れて竜穴に入るなどがあります。

前門の虎後門の狼のビジネスシーンでの意味

前門の虎後門の狼という言葉はビジネス用語ではありません。しかし、ビジネスにおいて成功するためには必ず苦労もつきものです。その苦労は重ねてくることが多いので、前門の虎後門の狼という言葉自体は時々使います。

例えば、ビジネスにおいて重要なことは、苦難、困難が続いたときにいかにしてピンチを立て直していけるかです。前門の虎後門の狼の状況に陥った時にこそ成功するための秘訣が隠されているものです。ここでの意味は、会社に降りかかる困難が一つ二つと連続で起こっていく様のことを指しています。

前門の虎後門の狼の使い方と例文

商品のコストは上がるし売り上げは下がるしで、うちの会社はまさに前門の虎後門の狼という状態である。
今の私たちは深刻な不況に加えて、増税があるなんてこれこそ前門の虎後門の狼だよ。