据え膳食わぬは男の恥の意味

「据え膳」とは、すぐに食べられるように支度が整えられた食事の事をさしており、それが転じて一般的に女性から持ち掛けられた情事を意味しています。

この「据え膳食わぬは男の恥」ですが、もともとは人形浄瑠璃や歌舞伎狂言である「夏祭浪花鑑」からきているという説もあります。この「夏祭浪花鑑」の中の一節に「据え膳とフグ汁を食わぬは男のうちではない」というセリフが出てくるのです。

フグが毒を持っていることは誰しも知っていることです。
しかし、江戸時代にはフグのどの部位に毒があるかよくわかっておらず、フグを食べる事はある意味博打だったようです。
(フグは種類と時期によって肝臓に毒がある場合とない場合があるため、ロシアンルーレットのようだったといえるでしょう。)

そのフグと据え膳が同列に並んでいることから「女性に誘われたのに断る男は臆病者」という解釈ができます。

据え膳食わぬは男の恥のビジネスシーンにおける意味

「据え膳食わぬは男の恥」はビジネス用語ではありません。

解釈の仕方によっては「しっかりお膳立てされた仕事なのに、リスクを恐れてに取り掛からないなんて男らしくない」という解釈もできます。しかし、本来の意味とは異なるため、本来の意味を分かってない人という印象を持たれてしまう可能性もゼロではありません。

そのため、ビジネスシーンではあまり使わないほうがよいでしょう。

据え膳食わぬは男の恥の例文

「据え膳食わぬは男の恥」とはよくいうが、私は結婚してからというもの妻一筋、据え膳を食べたことは一度もない。
「据え膳食わぬは男の恥」ということわざがあるけど、最近の草食系男子には全然あてはまらないことわざだよね。