袖振り合うも多生の縁の意味

「多生」とは仏教用語で、六道を輪廻して何度も生まれ変わるという意味の言葉で、「多生の縁」とは前世で結ばれた因縁をあらわしています。

上記のことから袖振り合うも多生の縁(そでふりあうもたしょうのえん)とは、知らない人とたまたま道で袖が触れ合うようなちょっとしたことも、前世からの深い因縁であるという意味のことわざです。

人との縁はすべて単なる偶然ではなく、深い因縁によって起こるものだから、どんな出会いも大切にしなければならないという仏教的な教えに基づいています。

袖振り合うも多生の縁の同義語には、「つまづく石も縁の端」「一樹の陰一河の流れも他生の縁」などがあります。

袖振り合うも多生の縁のビジネスシーンでの意味

袖振り合うも多生の縁はビジネス用語ではありません。

しかし、会社の上司や同僚、取引先の相手など、ビジネスでは様々な人たちと出会うチャンスがあります。前世からの知り合いだという風に思うと、粗雑な応対をすることはできないでしょう。

偶然外で出会った人が、これからの大切なビジネスパートナーや顧客になる可能性も皆無とはいえません。袖振り合うも多生の縁は、どんな出会いも決しておろそかにできないという教訓として、ビジネスでも使うことが出来ます。

袖振り合うも多生の縁の例文

旅先で隣の席に座ったのが袖振り合うも多生の縁だ。
ここで出会ったのも袖振り合うも多生の縁とおもうと、大切にしたくなりますね。
袖振り合うも他生の縁といいますから、これからもよろしくお願いします。