寄らば大樹の陰の意味

寄らば大樹の陰(よらばたいじゅのかげ)は、頼りにするのなら、大きくて力のあるものに頼った方が安心できて、利益もあることを例えた裏技です。

寄らば大樹の陰の同義語には、「犬になるなら大家の犬になれ」「箸と主は太い方がよい」などがあります。

寄らば大樹の陰のビジネスシーンでの意味

ビジネスシーンで大樹というと、大企業をイメージさせますが、終身雇用の時代が終わったとはいえ、現代でも大企業への就職希望者はたいへん多いです。

大企業は中小企業に比べて、賃金、労働条件、福利厚生の水準が高いところが多いというのも人気の一因でしょう。

大企業は社員の人数が多いため、人材育成の制度も整っており、海外赴任の機会があるのも大きな魅力です。

ビジネスシーンでの寄らば大樹の陰は、多少のことでは倒産しない大企業などを意味しています。

寄らば大樹の陰の例文

官僚的な機構がいやになったらしいが、それは寄らば大樹の陰という安泰な場所からの脱出をも意味する。 自由を求めてだが、それには勇気を必要とする。
出典:星新一『きまぐれフレンドシップ PART2』
社会人になる頃ころには前途ぜんと洋々、順風満帆まんぱん、寄らば大樹たいじゅの陰かげと生きたいモノだ、人生を。
出典:入間人間『嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん 01 幸せの背景は不幸』
もし、従業員に賛否を問うたら、〝寄らば大樹の陰〟を選択したいとする考え方に与くみする者のほうが多かったかもしれない。
出典:高杉良『勇気凜々』