船頭多くして船山にのぼるの意味とは

「船頭」とは和船の船長のことをさした言葉で、船頭がたくさんいると統制がとれず、海に浮かんでいるはずの船が山へ向かってしまうという意味の言葉です。

つまり船頭多くして船山にのぼるとは指示をする人が多いことでかえって物事が進まなくなるという意味で使われることわざです。

同義語としては、船頭多くして船岩にのぼる、役人多くして事絶えず、などがあります。

船頭多くして船山にのぼるのビジネスシーンでの意味

船頭多くして船山にのぼるはビジネス用語というわけではありません。しかし組織として働くことが基本となっているビジネスの世界においては、ある種の戒めのような言葉でもあります。

ビジネスにおいて先輩や上司の言葉には従うべきではありますが、それぞれに別の考え方があり、別々の指示を出しているような状況では従う人間は混乱してしまいます。

結果的に物事を進めるうえで効率が悪くなってしまうこともあり、組織を編成するうえで「船頭多くして船山にのぼる」のような状況は、避けなければならないことでもあるのです。

船頭多くして船山に上るの使い方と例文

店長、オーナー、専務。それぞれの指示が異なり、船頭多くして船山にのぼるような状況だ。
役員が多すぎる会社は、船頭多くして船山にのぼるのようなことになりかねない。
このプロジェクトがいまいち波に乗らないのは、船頭多くして船山にのぼる状況が原因かもしれない。