思い立ったが吉日とは

「思い立ったが吉日」とは、何かをしようと思い決意した時こそが、それをすべきタイミングだということをさしたことわざです。

日本ではいわゆる「大安吉日」など、昔から「日」を大事にする傾向が強いでしょう。いい日取りの日にイベントを入れたり何か事を起こしたりすることが多かったのですが、この言葉はそうした慣習と真っ向からぶつかる雰囲気を持つものです。

思い立ったが吉日のビジネスシーンでの意味

古来ほど「日」へのこだわりをしめさなくなった現代でも、広くこの言葉は使われています。
特にビジネスシーンでは、即断即決を求められる局面も多いだけに、ごく日常的に用いることもできるでしょう。

「思い立ったが吉日、早速社内改革に取り組もう」「思い立ったが吉日、早速プロジェクト案をまとめてくれ」といった感じに使えば、要請や指示にも「強さ」が生じます。

しかし、根拠の薄い「日」の概念はさておくとしても、やはり綿密な計画や慎重な判断が求められる局面も少なくありません。あまり乱用してしまうと、拙速な判断によるミスを生じやすい風土も生みかねないので注意が必要です。

思い立ったが吉日の例文

なるほど、君はこの部署を思い切って改革し、社のエース的存在にまで育てるのがいいというのかね。よかろう、思い立ったが吉日だ。すぐに補充人員をリストアップしてくれ。
思い立ったが吉日といいますが、この度は部長の還暦を祝しての二泊三日の旅行を計画してみた次第です。もしご都合がよければ課長にも参加して頂ければと思うのですがいかがでしょうか。