自然法爾(じねんほうに)の意味

自然法爾とは、親鸞(しんらん)が門弟に宛てて書いた「自然法爾の事」という題名の書簡が出典である、浄土真宗の仏教用語です。

「自然法爾の事」では、全ての物事は人為ではなく阿弥陀如来のはからいによるものであるという意味が書かれています。

「自然」や、法則にしたがう事を意味する「法爾」も、阿弥陀如来のはからいをあらわしています。

上記の事から自然法爾とは、阿弥陀如来の絶対的な力に身をまかせる事を意味する四字熟語です。

類語には、自然法爾の別表記である、法爾自然(ほうにじねん)があります。

自然法爾のビジネスシーンでの使い方

自然法爾はビジネス用語ではなく、浄土真宗で用いられる仏教用語です。

ビジネスでは、どれだけ人事を尽くしても最終的に運で結果が決まってしまう場合が少なくありません。

結果が出るまでの緊張感や、悪い結果が出た事によって発生するストレスは、不眠などをもたらしてビジネスに悪影響を及ぼしてしまいます。

人事を尽くした後の全ては自然法爾と考えてストレスを軽減し、万全な体調でビジネスに臨む事が大切です。

自然法爾の使い方と例文

「他力主義、受身主義、パッシビスム」をおのが立場として、己が「計らい」を捨てた親鸞の「自然法爾」の方へ傾いていっている。
出典:唐木順三「日本人の心の歴史」

やれることはやったから、後は親鸞の自然法爾の教えにしたがってありのままにまかせ、結果を気にしないようにして心を軽くしよう。