安居楽業(あんきょらくぎょう)の意味

安居楽業とは、「現在の地位等々に満足して、精神的に安楽に充実して仕事に取り組めている様子」をさす言葉です。

また、そういった状況を作り出すだけの善政が行われていることをさす言葉でもあるとされています。

中国の古典「漢書」に発端があるともされる四字熟語です。

安居楽業のビジネスシーンでの使い方

住居にも仕事にも不安なくやれる状況がベターなのはいうまでもなく、古代から現在に至るまで多くの人が目指してきたところともいえます。よって、現代のビジネスシーンでも用いることはできます。

「福利厚生の充実などを通して皆が安居楽業できるような社内環境を目指していく。」「黒字が続いていて、社員は安居楽業できている。」という使い方になるでしょう。

一方、安居楽業という言葉からは、脇目もふらずに仕事にいそしんだり、より新しい商品を次々と開発にかかったりといった現代流の企業活動の厳しさを感じることができないのも事実です。そのような面に関しては、やや否定的な意味合いで用いることになるでしょう。

安居楽業の例文

経済的にはかなりの負担になるが、今回は是非とも社宅の設置と福利厚生の推進を提言したい。利益だけではなく、社員が安居楽業できてこその会社運営だと思うからね。
安居楽業は重要なことだと思うが、それだけでは現在の厳しい社会状況を変えることは難しい。ここは君が率先して残業を行い、課員たちに模範を示してはくれないか。