抜山蓋世(ばつざんがいせい)の意味

抜山蓋世(ばつざんがいせい)とは、気力が盛んなことを意味します。

山を引き抜き、世界を覆いつくすほどの力という意味からです。中国古典「史記」の「力、山を抜き、気は世を蓋う」という言葉から来ています。

英雄、ヒーロー、エネルギッシュな人に対して使われることが多いです。

同義語は抜山倒河(ばつざんとうか)、抜山倒海(ばつざんとうかい)、抜山翻海(ばつざんほんかい)、回山倒海(かいざんとうかい)、気宇広大(きうこうだい)、気宇壮大(きうそうだい)、大胆奔放(だいたんほんぽう)、幕天席地(ばくてんせきち)等があります。

多くの言葉がありますが、いずれも山を抜き自然界の物を変化させるというような意味の漢字を組み合わせたものになります。

抜山蓋世のビジネスシーンでの意味

ビジネス用語として直接使われることはありませんが、ある分野で抜きんでた業績を挙げている企業に対し、「御社は○○の分野において抜山蓋世の勢いではありませんか、羨ましい限りです。」というように相手を褒める使い方ができるでしょう。

抜山蓋世の例文

抜山蓋世の雄、此(ここ)に坐して身を亡ぼし国を喪(うしな)い、繍口錦心(しゅうこうきんしん)の士、茲(これ)に因よりて節を敗り名を堕(おと)す
出典:幸田露伴「対髑髏」より