一炊之夢(いっすいのゆめ)の意味

一睡之夢とは、眠り始めて再び起床するまでの間や、ご飯も炊き上がっていないような短い時間に見る夢という意味の四字熟語です。

短い時間に一生分の人生を夢で体験したという人の故事から生まれました。

「枕中記」の、唐の盧生という人物が夢を見たということから「盧生之夢」や、彼が夢を見たのが邯鄲という都市だったことから「邯鄲之夢」という四字熟語が用いられることもあります。

一炊之夢のビジネスシーンでの使い方

一炊之夢はビジネスシーンでも使いやすい言葉です。しかし、ビジネスでは夢を見るだけではなく、確かな形にする必要があるのが仕事であるため、仕事の場面で使うとやや否定的な色彩を帯びてくる事もあります。

人生が一睡之夢であるとすると、辛いことはもっと短いという意味で、苦境に悩む人を励ますのにも使うことが出来るでしょう。

一炊之夢の例文

私もこの株式を譲渡すれば一般人になってしまうわけだ。ずっと身を粉にして働いてきたが、振り返ってみると一睡之夢、あっという間という印象だな。
まあ、そんなにくよくよ悩んでも仕方がないよ。人生は一睡之夢っていうけど、辛い時間はそのうちごく一部、ほんの一瞬のことだと思うぞ。