錦上添花(きんじょうてんか)の意味

錦上添花(きんじょうてんか)とは、錦の上に花を添えること、転じて、素晴らしいものにさらによいものを加えるという意味です。

古代中国の政治家にして大詩人、王安石の書に源があるとも言われますが、絹織物の中でも様々な色糸を交えて織りなす「錦」の上に花を乗せるといった華麗さや美しさ、縁起の良さから、現在日本でも十分に通用するポテンシャルがあります。

錦上添花(きんじょうてんか)のビジネスシーンでの使い方

縁起の良い言葉だけに、ビジネスシーンでも比較的使いやすい四字熟語といえますが、日常的な会話や上司とのやり取りよりも、ちょっとしたスピーチや周りの気分を盛り上げるといった、やや力が抜けたところで用いると面白いかも知れません。ふわっとした感じの語感を活かせる形がベターだと思います。

とは言え、布地、反物の中でも極上な錦の上に花を添えるというのは、今時の考え方からすればやや華美に走り過ぎと言うか、派手過ぎる感じもしますので、逆に派手過ぎる部分を軽く批判してみたり、上司に取り入ると言うよりは、「上司に取り入ろうとする自分」を演出して宴会などでウケを狙ったりといった使い方も不可能でないかも知れません。

錦上添花(きんじょうてんか)の例文

「あの車両のテストパイロットに彼が来てくれたのか。元グランプリ覇者の彼が力を発揮してくれれば、来月のお披露目はいよいよ錦上添花、見る人全員の注目を集められそうだな。」
「このジェットコースターにこのデザインを使うのは少々きついかも知れません。錦上添花とは言え、今風の感覚では、錦の上に花を添えるのは、ちょっとどぎつくなってしまうおそれもありますね。」