百錬成鋼(ひゃくれんせいこう)の意味

百錬成鋼(ひゃくれんせいこう)とは、何度も何度も鍛え上げて、鋼を成す様、転じて、物凄い努力や鍛錬を積み重ねて、素晴らしい能力などを身につけた人のことをさす言葉です。

単なる鉱物を何度も叩き上げて鍛え、鋼にするという状況に人を当てはめるのですから、生半可な努力や練習ではなく、飛び切り強烈な鍛錬を前提にする必要があります。

百錬成鋼のビジネスシーンでの使い方

百錬成鋼は現代流の考えと比べて相当泥臭いやり方でもありますが、何度もチャレンジと失敗を繰り返して成長していくというのは、古今東西一致したやり方ですので、ビジネスシーンでも使い勝手が良い言葉となります。

特に、何かあると手を抜いてしまいがちな部下を叱咤激励するにも、逆に真面目だがなかなか仕事がうまくいかず落ち込む部下を励ますにも使えるなど、その活用範囲の幅の広さが非常に有用だといえるでしょう。

また、難しい、耳慣れない言葉ではあるものの、文字にすると非常に分かりやすく、また脳内でイメージ化するにもいい感じの言葉ですので、口頭で用いるだけではなく、ホワイトボードなどに書いたりすると伝わりやすさもアップするかも知れません。

百錬成鋼の例文

「信じられないだろうが、あの営業部長にしても、入社してから三年間は毎日のように失敗をし続け、取引先や上司から叱られていたんだ。そこで挫折せず腐らず、百錬成鋼を体現するように力をつけていったから、今の彼があるんだ。」

 

「二度や三度のしくじりでくじけることはない。結局あそこの上司だって、君が憎くて叱っていたわけじゃないんだ。失敗を繰り返したというのは大きな経験だよ。君さえ良ければその百錬成鋼にもつながる経歴で得た力を、我が社のために活かしてはくれないか。」