大器小用(たいきしょうよう)の意味

「大器小用」とは、中国古代後漢時代の書物をもとにした四字熟語です。

「潜在能力の大きなもの、才能のあるものに対し、不似合い不釣り合いな仕事などをさせること」を意味した言葉です。いわゆる「適材適所」とは真逆の雰囲気を持つ四字熟語であり、いいフレーズとはいえないでしょう。

「適材適所」に関連する参考記事はこちらです。
適材適所の意味と言葉の由来 正しい使い方と適材適所な判断方法

大器小用のビジネスシーンでの使い方

「大器小用」はありがちな話であり、組織のために避けたいミスでもあります。そのことから、ビジネスシーンでの使いどころは非常に多い四字熟語といえるでしょう。

レベルの高い人材や機材をつまらないケースに用いる上層部を批判するなどの際に用いられます。

また、よりテクニカルな形での同業他社批判や「俺は凄い力を持っているのに、いつまでも平にしておくなんて大器小用だ」といったように、茶化した使い方をしてもイヤミになりにくいよさがあります。

具体的な批判をしていない分、スルーされやすい長所があるともいえるでしょう。

その反面、ザックリした言葉であり、使う側に全体を見る「正しい目」があるような雰囲気にもなってきます。偉ぶった感じに聞こえないように、使いどころには気をつけるべきでしょう。

大器小用の例文

あれだけ優れた作業用機材を使って、小物ばかりを作っているとは。我が社が少しでも利益が欲しいのは分かるが、これでは大器小用だ。
諸君、人の上に立つ管理職になった以上は、部下の素質を正しく評価してやることが重要だ。つまらないことばかりさせて、大器小用の愚をおかすことのないようにな