糟糠之妻(そうこうのつま)の意味

「糟」は酒かす、「糠」は米ぬか、をあらわす言葉です。酒かすをかす汁にしても、日常的な食事としては食べることは一般的ではないことから、糟糠之妻は「粗末な食事」という意味をあらわす四字熟語です。

しかし、料理が下手でまずいご飯ばかり作る嫁という意味ではなく、正しくは、まともに食事もできないような貧乏ぐらしをともにした妻という意味をあらわしています。

糟糠之妻は、皇帝が自分の姉を臣下にめとらせようとしたときに、家臣が「いままで苦労をともにした『糟糠之妻』を離縁するわけにはまいりません」と断った故事から生まれました。

糟糠之妻のビジネスシーンでの使い方

糟糠之妻はビジネス用語ではありません。現代で、糟糠之妻といういい方をしたら、女性から叱られてしまうでしょう。

しかし、辛いときを支えてくれた同僚や後輩を大切にする心がけとして、ビジネスシーンでも使う事ができます。

糟糠之妻の例文

わが社が社長の代で再建できたのも、奥様が社長を精神的に支えてくれたからだそうだよ。糟糠之妻として大事になさるのも、当然だよな。
あのミュージシャン、ひどくない?有名になったとたん、糟糠之妻をすてて不倫とはね!