一族郎党(いちぞくろうどう)の

一族郎党とは、血縁のある家族や親戚、なんらかのつながりがある者たちという意味の四字熟語です。

「一族」とはまさしく家族や血縁者のことをさしますが、「郎党」はその主君の従者や家来であり、共に事を成そうとする面々という意味があるため、通常の家族や血縁よりはずっと広い範囲が対象です。

志を同じくすれば「家族」として扱い命をかける中世武士流の古い価値観であるため、今の私たちにとってはかなり「重い」意味を含む言葉です。

一族郎党のビジネスシーンでの

一族郎党は、ビジネスシーンで用いられる機会は少なくありません。「縁故入社」や「コネ採用」など、血縁と人脈がモノをいうことは現在でも少なくないためです。

一族郎党を肯定的な言葉として扱うのは難しいでしょう。保守的な気風を持つ会社に愚痴をいったり、あるいは会社の吸収合併や乗っ取ったりといったお家騒動のときに用いられることが多いです。

しかし、元が血縁者に限らない結束を示す言葉であったことから、団結心の固さを示す形で用いることも可能です。

一族郎党の例文

一族郎党で固められていて、俺たちの意見など通らん感じだよ。
新社長は本当に容赦ないな。立て直しのためとはいえ、副社長と専務の派閥をバッサリだ。一族郎党打ち首、じゃあないが、俺らもいつまで会社にいられるか分からないぞ。

 

さすがにあの会社で研究に勤しんでいただけのことはある。一族郎党、末端に至るまでセンスのよさが行き届いている感じだよ。次のプロジェクトも是非お願いしたい。