右顧左眄(うこさべん)の意味

右顧左眄とは、右を顧りみて、左を流眄(ながしめ)で様子をうかがう姿から生まれた四字熟語で、周囲の形勢ばかりをうかがって、決断をためらうという意味をあらわしています。

類義語には、「首鼠両端(しゅそりょうたん)」「狐疑逡巡(こぎしゅんじゅん)」「躊躇逡巡(ちゅうちょしゅんじゅん)」「遅疑逡巡(ちぎしゅんじゅん)」などがあります。

右顧左眄のビジネスシーンでの使い方

右顧左眄は一般的にビジネスシーンで使われる用語ではありません。

しかし、ビジネスにおいて、会社の方針や自分の行動を素早く決定しなければならない場面があります。周りの顔色を窺って(うかがって)決断を引き延ばしてしまうと事態が悪化することもあるでしょう。

右顧左眄は、周りの様子をうかがって大切な機会を失ってしまってはいけないという、戒めとして使うことが出来ます。

右顧左眄の例文

此の男は右顧左眄することをなさない。物に逢って一歩を緩くすることもなさず
出典:森鴎外「空車」
右顧左眄し周章狼狽した自分たちは、天地も顛動(てんどう)する大きな変化に身をさらわれた
出典:本庄陸男「石狩川」