神韻縹渺(しんいんひょうびょう)の意味

神韻縹渺とは、詩や音楽といった芸術作品に存在する、言葉では形容することが難しい、とても微妙で奥深く優れた趣きのことをさします。

実際に優れた音楽などに対して「言葉にできないほどのよさだ」ということもありますが、その感情をぐっと格調高く表現した形がこの四字熟語です。

「神韻」は、とても優れた趣きのことを意味します。
「縹渺」は、非常に微妙でほのかな、といった意味合いがあります。

そのため、一目見て分かるような豪華絢爛な催しよりも、より自然で素朴な芸術をさした方がしっくりくる言葉でしょう。

神韻縹渺のビジネスシーンでの使い方

完全に芸術のことをあらわした四字熟語だけに、比較的ビジネスの現場では使いにくいこともあります。

しかし、「いやあ、先日のオススメされた音楽会は実に素晴らしかったですよ。神韻縹渺、じっくりと聞き入ってしまいました。」といったように使ってみてください。全体的によかったですと感想を述べるよりも格段に、真剣に聞き入っていたという雰囲気を作っていくことができます。

とはいえ「神」の文字が含まれる言葉です。
上司が趣味で描いた絵画や、同僚のバンド活動の音楽に軽々しく使ったりすると、かえってわざとらしくなってしまうリスクもあります。

神韻縹渺の例文

昨日の演奏会ですか。いやあ、大変素晴らしかったです。僕は音楽センスがないから細かくはいえませんが、神韻縹渺といいましょうか、全体の深みが素晴らしかったです。
どうだね。私がこの三十年労力を費やしてようやく集めたコレクションだよ。描いた画家たちは確かに無名だが、彼らのセンスと情熱はまさに神韻縹渺、余人が及び難い境地を具現化しているようだ。