桑田碧海(そうでんへきかい)とは

桑田碧海(そうでんへきかい)とは、世の中の動きが極めて激しいという意味の四字熟語です。

世の中の変化を示した語句らしくない単語の並びですが、それは、中国の古典に登場する仙女「麻姑」が、東の方の海が桑の田になるのを三度も見た、と証言したからです。つまり、長い時間の中で人間は、海を田畑にしてしまうような、自然でも到底できないようなことを実現させてしまうほどの激しい状態の中で生きているというわけです。

桑田碧海のビジネスシーンの使い方

桑田碧海はビジネスシーンにおいても非常に使える語句です。

「とてもじゃないが最近の動きにはついていけないね。桑田碧海だよ。」と、時代の流れの早さに舌を巻く場面で使え、「常に予想を怠るな。注意して物事を観察するんだ。桑田碧海だ。」と、昨日と同じ毎日が続くと考えている部下に対して、ハッパをかけることも可能です。

もちろん、企画の立ち上げや進行といったシリアスな局面でもこの語句をねじ込むことで、予測される変化の大きさを「可視化」させることもできるはずです。

ただ一方で、かなり馴染みの薄い四字熟語である上、由来を知っていなければ意味も連想しにくいという弱点がありますので、人に対して使うならば、この語句はどういう意味なのか、理解できるような注釈を入れておきたいところです。

桑田碧海の例文

「設立当初は弱小メーカーだったわが社も、グローバル化の波に乗り、今では国内外に十もの工場を持つまでになった。桑田碧海と言うが、世の中の変化は予想以上に急なものだ。」

 

「やはり、もっと変化を打ち出さなければならないでしょう。桑田碧海、かつて青い海だったところも、時が経ち熱意が加われば桑を育てる田畑にさえなれるのですから、その先駆けとなるだけの気迫が必要なのです。」