急転直下(きゅうてんちょっか)の意味

最初の熟語の「急転」とは急に転じることです。後の熟語の「直下」とはそのまま下に下りることです。

このような熟語の構成から「急転直下」とは「急に転じてそのまま下に下りること」をさします。この場合、急に転じて一気に結末をむかえたという解釈が一般的です。

同義語には、たちどころに、急遽、突如としてなどがあります。つまり、予想もつかないぐらいの展開の早さで解決に向かう、というニュアンスがあります。

急転直下のビジネスシーンでの使い方

ビジネスシーンでは、急転直下で状況がガラッと変わるものです。それまで停滞していたのが嘘のように展開し、あっという間にケリがつくことは珍しくありません。

例えば、ビジネスではトップ同士の合意によって会社同士が連携したり、契約が締結されたりなど、状況が急に変わることはよくあります。もしも、それまで水面下で行われた動きが急に表面化すれば、それが結末へ向かうきっかけになります。

目まぐるしく変わることが多いビジネスシーンだからこそ、急転直下と表現される機会は決して少なくないのです。

急転直下の例文

顧客とのトラブルは、上長の誠意ある謝罪により急転直下で瞬く間に和解となった。
お互いの利益をめぐり二社間で長らく交渉が行われてきたが、トップが交代したことにより急転直下で提携が決まった。
商品の製造が難航していたがやっと部品確保のメドが立ち、急転直下で大量生産することに決まった。