就職活動の際に、インターネットから個人情報を入力し、会社を志望する者として応募することをエントリーといいます。

エントリーのほかに、個人情報を送ると同時に資料請求をすることをプレエントリーと呼びますが、違いを正しく理解していない人は少なくありません。

この記事では、プレエントリーについて以下の点を解説します。

この記事の内容
・プレエントリーとはなにか
・エントリーとの違い
・プレエントリーのタイミング
・プレエントリーの方法

そもそもプレエントリーとはなにか?

プレエントリーは、簡単にいうと資料請求のようなものです。希望する企業に、自分の個人情報(氏名・年齢・大学名・住所・電話番号・メールアドレスなど)を登録して、企業に対して自分が興味があることを伝えます。

プレエントリーをした後は、企業から優先的に説明会の情報や採用情報が届くため、様々な企業を受ける生にとって、情報が集めやすくなります。

しかし、プレエントリーをしただけでは本選考の対象にはなりません。あくまで、資料請求という入口の部分に立ったに過ぎないためです。

プレエントリーは簡単にできるのか

プレエントリーが進まない理由

資料請求だけなら簡単そうに思えるプレエントリーですが、内容は企業によって異なります。

企業側もたくさんの応募者を集めたいため、最初のハードルを低くしている場合が多く、プレエントリーでは簡単なアンケートレベルの設問が多いでしょう。

しかし、会社によっては設問ごとに300字〜500字といったエントリーと同じようなレベルで回答しなければならないところもあります。

上記がプレエントリーがなかなか進まない理由の1つです。

就活生は応募書類などに記入したり、面接対策で自分の考えをまとめたりしなければなりません。プレエントリーの時点で資料請求の段階でが多いと、文章を考える手間が面倒になってしまいます。後回しにしてしまい、期限がきてプレエントリーができなくなってしまうケースも少なくありません。

しかし、プレエントリーでたくさん考え自分の考えをまとめておくことは、その後の就職活動において有利に働く可能性もあります。

プレエントリーから半月~1ヵ月後には多くの企業にエントリーシートを書かなくてはなりません。短い期間で急にまとまった文章書くのは大変なことです。エントリーシートを書くための練習としてプレエントリーを利用するのも1つの手です。

 

 

手間がかかるプレエントリーは第一選考の場合がある

プレエントリーの時点で、企業側が多くの設問や内容の濃い回答を求めるのは、プレエントリーが第一選考である場合です。

プレエントリーでは通常の選考と比べれば、通過する人数は多いですが、少なからず通過しない人も出てきます。

企業の人気が高いため、全員の応募者のエントリーシートを読んでいる時間がないという理由もあり、ざっと選考に進む学生を選んでいます。

上記の事から、他の企業のプレエントリーよりも設問数が多く、文字数がエントリーレベルのものは、選考に関係している場合が多いため注意して取り組みましょう。

プレエントリーをしそびれた場合、選考自体を受けられなくなる場合もあります。自分が気になっている人気の企業は、プレエントリーのときも後回しにせず、しっかりと取り組みましょう。

 プレエントリーはタイミングが大切

プレエントリーは、内容も大切ですが、なによりもタイミングに気をつけましょう。

2018年度卒では、大学3年生の3月1日の真夜中0時に就活が解禁となりました。解禁と同時に、会社へのプレエントリーが出来るようになります。大手就活サイト、リクナビやマイナビなどで一斉にプレエントリーが始まります。

多く企業では、エントリーシートの提出(エントリー)の締め切りまで、プレエントリーが有効です。

しかし、プレエントリーは情報収集のために欠かせないため、早い時期にプレエントリーをしておくことが大切です。

どうしても行きたい企業の場合、プレエントリーが解禁される3月1日から3月下旬ごろまでが目安でしょう。早いうちから企業説明会や資料を手に入れておくことは、人と差をつけるのに大切なことです。

企業によっては、プレエントリー期間中に設問の内容が変わる場合があります。

就活解禁の最初の時期は、多くの学生を集めたいこともあって、簡単なアンケートだけで資料がもらえるところが多いです。しかし、時間が経って、ある程度人数が集まった場合、人気企業であれば応募を制限することがあります。

人数で制限することができないため、設問を増やしたり、エントリー並のややこしい設問に変わったりとプレエントリーも大変になってくるでしょう。上記の理由から、プレエントリーのタイミングは非常に大切であるため、早めに動く事が大切です。

企業側のプレエントリーの狙い

企業側はプレエントリーを通して、自分の会社に興味を持っている就活性のおおよその数を把握することができます。プレエントリーとエントリーの数を比べることで、企業側が採用活動について軌道修正することもできるでしょう。

エントリーを行ったときに、プレエントリーの数と比べてあまりにも数が減った場合、企業側は「企業名で興味を持った学生は多いが、募集要項を見てエントリーしなかった。」などと考えることができます。

企業側は募集要項の見直しをしたり、学生のアプローチ方法を変えてみたりすることができます。

エントリーが少なかった場合、プレエントリーをしていた学生に直接アプローチをかけることもできる狙いがあります。

プレエントリーの方法

プレエントリーの多くは、就活サイトからできます。大手就活サイト、リクナビやマイナビには全国の企業が掲載されているため、プレエントリーも行いやすいです。

就活サイトに載っていない企業の場合、会社のホームページからプレエントリーをする場合もあります。

就活生は多くの情報を得るために、様々な企業にプレエントリーします。少なくとも20社〜30社くらいはプレエントリーしておいた方がよいでしょう。

注意点として、興味があるからといって、大手企業ばかり30社プレエントリーするのはおすすめできません。大手企業は人気が高く、プレエントリーの段階で難解な設問がある場合が多いため、他の事にかけるべき時間が失われてしまう場合があるためです。

多すぎず少なすぎずプレエントリーするのがよいでしょう。感覚は人によって異なりますが、30社〜100社ぐらいを目安にするのが無難です。

プレエントリーについてのまとめ

  • エントリーは企業に応募すること、その前に行うプレエントリーは個人情報を企業に伝え、資料請求するものです。
  • 企業によってプレエントリーの内容は異なります。
  • プレエントリーは、簡単なアンケートのところもあれば、エントリー並の設問が用意されているところもあります。
  • プレエントリーできるのは、就活が解禁される3月1日からエントリーの締め切りまでの期間です。
  • 大手就活サイトや企業のそれぞれのホームページからプレエントリーができます。