憲法記念日は、日本人なら毎年誰もが過ごしますが、憲法記念日の正しい知識までは知らない人が少なくありません。

ここでは憲法記念日はいつなのかや、どんな日なのかなどについて解説します。

そもそも憲法記念日とはなにか?

憲法記念日とは、日本国憲法の施行を記念し、国の成長を思うことを趣旨とする祝日です。

日本国憲法は、1946年11月3日に公布され、半年後の1947年に5月3日に施行されました。

日本国憲法をいつ施行するか考えた当初、5月5日は節句の日で日本人になじみがあるものの、男の子を祝う日であるため、男女平等を謳う日本国憲法にそぐわないといった事情がありました。しかし、間をとって3日ならどうかということで方針が固まり、11月3日に公布され、5月3日に施行が決まりました。

上記の理由で憲法記念日は5月3日になっています。憲法記念日に特別なにかする風習はありません。

憲法記念日は1948年に制定された

憲法記念日は、1948年施行された祝日法によって制定されました。戦後70年以上ものあいだ日本人に親しまれてきた祝日です。

海外で同時期にある祝日はメーデーの日

海外では同時期にメーデーという祝日があります。メーデーは5月1日で、憲法記念日と2日違いです。元々ヨーロッパにある夏の訪れを祝うという風習が変化してメーデーになったといわれています。

メーデーは、1886年に現在のアメリカ労働総同盟である合衆国カナダ職能労働組合連盟が起こしたストライキが始まりでした。

メーデーは世界80ヶ国以上で祝日に制定されています。しかし、日本は5月1日の前後にゴールデンウィークがあることや、勤労感謝の日との兼ね合いが難しいという声もあり祝日になっていません。

憲法記念日の次はみどりの日が祝日

憲法記念日の次の祝日はみどりの日です。みどりの日は5月4日で、憲法記念日の翌日です。

みどりの日は元々4月29日でした。しかし2007年の改正祝日法によって、4月29日は昭和の日、5月4日はみどりの日にすると定められました。

4月29日は昭和天皇の誕生日で、昭和天皇が崩御した際に、植物に博識で自然を愛していた昭和天皇にちなんでみどりの日と定められたという由来があります。

みどりの日は自然にしたしむとともにその恩恵に感謝し、豊かな心をはぐくむ日とされています。国立公園が無料開放されて自然と親しむための行事が開かれるなど、みどり日にちなんだイベントなどが各地で行われています。

憲法記念日についてのまとめ

  • 憲法記念日は5月3日です。日本国憲法の施行を記念し、国の成長を期する日だとされています。日本国憲法が施行された日が5月3日であることにちなんで1948年に制定されています。
  • この時期の海外の祝日は5月1日のメーデーがあります。海外では祝日になっている国が多いですが、日本では祝日になっていません。
  • 憲法記念日の次の祝日はみどりの日です。みどりの日は元々は4月29日でしたが、2007年の改正祝日法によって5月4日に変更になりました。憲法記念日もみどりの日もゴールデンウィークを構成する祝日です。