雇用形態が多様化している今、契約社員として働こうと思う人も多いでしょう。正社員ではありがたい賞与ともいわれるボーナスは、たいていは支払われるものですが、契約社員でもボーナスがあるのか気になります。

ここでは、契約社員はボーナスがもらえるのか、契約社員のボーナス事情などをご紹介します。今はひとつの仕事では不安ともいわれていますが、働き方について考える参考になります。

契約社員はボーナスがもらえるのか

結論からいうと、契約社員でもボーナスがもらえるかは、雇用契約によります。

ちなみに、ボーナスは正社員でも必ずもらえると決まっているものではありません。実際に、ボーナスについては、正社員も契約社員も法律での取り決めはないのです。

正社員でも、会社の就業規則によっては、会社の業績悪化や査定の結果によっては、ボーナスが減額されたり、まったく支給がなかったりすることもあるでしょう。

期間の限定があり、その期間の労働契約を結んで働く契約社員では、第一にはその契約内容によってボーナスがあるか決まることになります。または、会社の就業規則でのボーナスについての取り決めが、契約社員にも適用されることもあります。

正社員と同じようにボーナスがあることも、最近では多くなってきています。しかし、ボーナスの金額は、正社員よりも安いのが実状でしょう。

契約社員のボーナス事情

平成29年度賃金構造基本統計調査を参考にしましょう。

賃金基本統計調査

この調査では、労働者を「正社員・正職員計」と「正社員・正職員以外計」に分けています。契約社員は、「正社員・正職員以外計」に入ります。調査項目の中に、ボーナスにあたる「年間賞与その他特別給与額」があります。

10人以上の企業規模計を見ると、「年間賞与その他特別給与額」は、25~29歳では「正社員・正職員計」が726.3千円なのに対し、「正社員・正職員以外計」では114.4千円とかなりの開きがあるのがわかります。

年齢によるボーナス額アップは期待できない

同じく平成29年度賃金構造基本統計調査を参考に、「年間賞与その他特別給与額」の25~29歳の先の金額と20年先の45~49歳の金額を比較してみましょう。「正社員・正職員以外計」の45~49歳では、145.3千円になっています。
契約社員では、年齢によるボーナスの向上は期待できないといえます。

ボーナスは男女差もあまりなし

ボーナスは男女差もあまりないのが見て取れます。

大学卒・大学院卒の「正社員・正職員以外計」では、25~29歳の男性の「年間賞与その他特別給与額」は146.7千円、女性は162.6千円になっています。45~49の男性では、227.2千円、女性は164.5円とこちらも大差には至っていません。

大手企業(KDDIなど)の一部は契約社員のボーナスを正社員と同じ扱いにした

KDDIは、契約社員にも正社員と同じボーナスの支給があります。しかし、正社員と同額とはいかなく、毎年、KDDIの春闘の内容が話題になっております。

参考: 情報労連(情報産業労働組合連合会)

最近では働き方として契約社員が増えていることもあり、ボーナス以外の条件もいい大手企業の契約社員にはボーナスありが一般的になっているでしょう。

ただし、大手企業の契約社員は、5年後の契約終了後に正社員への登用の可能性は、中小企業よりも低いといえます。目先のボーナスの多さに惑わされないようにしましょう。

また、契約社員であれば、副業が認められているケースがほとんどです。ボーナスがない分、副業で収入をカバーするのもいいでしょう。会社によっては、副業はいているものの、種類や届けを義務付けていることもあります。契約社員で副業する場合には、必ず始める前に雇用契約の内容を確認しましょう。

契約社員のボーナス まとめ

結論から言うと、契約社員でもボーナスがもらえるかは、雇用契約によります。ちなみに、ボーナスは正社員でも必ずもらえると決まっているものではありません。期間の限定がある契約社員では、その契約内容、または会社の就業規則でのボーナスについての取り決めが、契約社員にも適用されることもあります。
契約社員のボーナス事情は、平成29年度賃金構造基本統計調査から読み取ることができます。契約社員は、「正社員・正職員以外計」に入り、。調査項目の中に、ボーナスにあたる「年間賞与その他特別給与額」があります。
10人以上の企業規模計を見ると、「年間賞与その他特別給与額」は、25~29歳では「正社員・正職員計」が726.3千円なのに対し、「正社員・正職員以外計」では114.4千円とかなりの開きがあるのがわかります。
また、年齢によるボーナス額アップは期待できないでしょう。「正社員・正職員以外計」の45~49歳では、145.3千円になっているので、年齢によるボーナスの向上は期待できないと言えます。
また、男女差もあまりないのが見て取れます。大学卒・大学院卒の「正社員・正職員以外計」では、25~29歳の男性の「年間賞与その他特別給与額」は146.7千円、女性は162.6千円になっています。
例外として、大手企業(KDDIなど)の一部は契約社員のボーナスを正社員と同じ扱いにしている会社もあります。大手企業の契約社員は、5年後の契約終了後に正社員への登用の可能性は、中小企業よりも低いといえます。目先のボーナスの多さに惑わされないようにしましょう。
また、契約社員であれば、副業が認められているケースがほとんどです。ボーナスがない分、副業で収入をカバーするのもいいでしょう。会社によっては、副業はいているものの、種類や届けを義務付けていることもあるので、注意しましょう。