眼光紙背(がんこうしはい)の意味とは

眼光紙背とは、「眼光紙背に徹す(がんこうしはいにてっす)」という慣用句の略語です。

眼光は、物事の真意を見通す観察力を意味し、紙背は、文章として示されていない文章の裏に隠されている意味を意味します。

上記の事から眼光紙背は、文章の裏に隠されている真意を読み取る観察力を意味しています。

類語は、眼紙背に透る(がんしはいにとおる)・行間を読む(ぎょうかんをよむ)・韋編三絶(いへんさんぜつ)・眼光炯炯(がんこうけいけい)・紙背之意(しはいのい)・熟読玩味(じゅくどくがんみ)などがあります。

眼光紙背のビジネスシーンでの意味

眼光紙背という言葉はビジネス用語ではなく、日常的に使う言葉でもありません。

ビジネスの場をはじめとして、社会人として仕事をする上では、資料などの文章の裏に隠されている真意を確りと読み取る読解力が必ず必要となるでしょう。

普段から眼光紙背を念頭において、文章の表面だけ読み取って満足する事なく、真意を読み取るように心掛ける事が大切です。

眼光紙背の使い方と例文

平坦に叙してあってちょっと見たところでは平凡な句としか見えないが、(略)いわゆる眼光紙背に徹するという人であって、はじめてその句の面白さを解することが出来るのである。
出典:高浜虚子「俳句への道 」
眼光紙背に徹する読者ばかりを相手にしているのだから、うっかりできない。
出典:太宰治「一歩前進二歩退却」
この物語を幼い頃に読んだ時は理解できなかったが、大人になってから眼光紙背に徹して読むと涙せずにはいられない。