君子万年(くんしばんねん)の意味とは

君子万年とは、君子といわれるように徳が高く、自らを律することができる人は長生きであること。また、相手が長寿であることを祈願する際にも使われます。

「君子」は博識で、徳を積んでおり、周囲の人間から慕われる人格者を意味しています。「万年」は一万年であり、長い年月を意味する。

君子万年の出典は中国最古の詩集「詩経」です。

君子万年のビジネスシーンでの意味

君子万年という言葉が決まって使われるビジネスシーンはありません。一般的には長寿を祝う席で祝辞に用いる言葉です。

しかし、ビジネスにおいて自らを律し、日々研鑽に励まなければ生き残れないという戒めは大事なことでしょう。

問題になった品質偽装や論文の捏造などは、正に自律心が欠落したがゆえに起きた不祥事です。

また、商品開発や新たな市場の開拓などに関しては、研鑽を積まなければ個人も企業も今後予想される厳しいビジネス環境に打ち勝つことが望めません。

明日を生き抜くためにも、君子万年の心構えは現代のビジネスパーソンに必要不可欠なものです。

君子万年の使い方と例文

君子万年、その遐福を宜しくす。
出典:佐藤威夫『木堂遺墨考注』

 

何ぞ、天爾に禄を被「皮寄の反」らしむ、君子万年、景命僕くこと有り。
出典:朱熹詩集伝全注釈 – 第 8 巻”