画蛇添足(がだてんそく)の意味

画蛇添足とは、古代の記述から生まれた四字熟語です。紀元前の中国で、楚の国の勢いに乗る王の高揚を家臣が、一つのエピソードを示していさめたことで生まれた言葉です。

家臣が王に話したエピソードは以下の通りです。

国の召使いたちが集まったときに、一人で飲むには多いものの、皆で飲むには少ないという中途半端な量のお酒があったため、「一番早く蛇の絵を描けた者が飲める」という競い合いが起こりました。

しかし、召使たち中でもいち早く完成した者が、時間を持て余して蛇の絵に足を描いてしまうと、周りに「足があるなら蛇じゃないだろう」といわれてしまい、お酒にありつけなかったというお話です。

画蛇添足は油断や見栄っ張りな心は失敗を招いてしまうという意味をあらわしています。

画蛇添足のビジネスシーンでの使い方

画蛇添足は「蛇足」と短縮された形で、現在日本でも日常的に使われています。一般的なビジネス用語ではありませんが、やり過ぎをいさめるという意味で汎用性が高く、エピソード自体も有名であるため相手の理解が得られやすい言葉でしょう。

場合によっては「足のついた蛇」がかえって魅力的という話に展開させて、無駄に思える仕事の有意義さを説くこともできます。

画蛇添足の使い方と例文

この種の作業は簡潔に効率よく、量をこなすのが大切なのに、これでは画蛇添足だよ。
画蛇添足という言葉がありますが、必要十分な仕事ができればよいオフィスに、ホームシアターを導入するのはやり過ぎではないでしょうか。