赤ちゃんや孫が生まれると、楽しいながら忙しくあわただしい日々が続くでしょう。そんな時に気になるのが、お宮参りのことでしょう。

ここでは、お宮参りとは、お宮参りのお金、相場、のし袋になどについて解説します。

忙しい中でも、スムーズにお宮参りの用意ができます。

お宮参りとは

お宮参りは、一般的には赤ちゃんの健やかな成長を祈るために、神社に参拝することをさしています。

神社に行く時期などは相談しながら決めていきましょう。

お宮参りの時期や目安

お宮参りの時期は生後約一か月を目安にされていますが、男の子は生後31日か30日、女の子は33日または31日はよいという説もあります。また、地域によりも時期の差もあるでしょう。

しかし、生後1か月の赤ちゃんなので、日にこだわるよりも赤ちゃんの体調や天候を考えてあげるのも大切なことです。生後1か月はあくまでも目安で、赤ちゃんとお宮参りに同行する人の予定ともあわせてもよいでしょう。

お日柄がいい日を選びたいなら、大安、友引、先勝の午前中、先負の午後などにするのがおすすめです。

また、喪中の場合には、四十九日を過ぎてからのお宮参りがよいとされています。心配ならば。神社に相談してみるといいでしょう。

基本的には、住んでいるところの氏神様の神社にお宮参りにいきます。里帰り出産などの場合には、生後1か月くらいはまだ地元に帰ってきていないこともあるでしょう。

お宮参りは、一般的には生後3か月くらいまで、遅くても生後6か月くらいまでにいければよいとされています。もしくは、里帰り先と地元で2回お宮参りをしても、問題はありません。

お宮参りは、赤ちゃんを連れて普通に神社を参拝してお賽銭を納める手軽な方法でもいいとされています。

お宮参りのお金は初穂料

お宮参りで神主さんに祝詞をあげてお祓いを受けたい場合には、事前に神社に申し込みをするのが一般的です。

申し込みをしたら、赤ちゃんの着るものなどの準備のほかに、当日に持参する神社への謝礼を用意しましょう。

お宮参りの謝礼は、一般的には「初穂料(はつほりょう)」といいます。初穂料は、お宮参りに限らず、神社でのお祓いやお祈りの儀式などに対して支払う謝礼のことを指します。

もともとは、その年の最初の農作物を神社=神様に捧げていた古い風習に由来する言葉です。

初穂料の相場

お宮参りの初穂料の相場は、一般的には5,000~10,000円くらいとされています。相場にひらきがあるのは、お宮参りでお守りや縁起の品などをくださる神社もあり、その場合には多めの10,000円ほどの初穂料が好ましいとされることもあるからです。

今では、神社によってはHPにお宮参りの初穂料が掲載されていることもあるので確認してみましょう。また、同じ神社でお宮参りをしたことがある先輩ママに聞いてみてもいいでしょう。

初穂料を聞いてもよいのか

初穂料をお渡しする神社に、金額については問い合わせしにくいと考える人も多いでしょう。しかし、一般的には神道の風習には精通していない人がほとんどです。

そのため、申し込みの際の電話などで「お宮参りをしたいのですが、神職の方に祈祷(きとう)をお願いする場合にお納めする初穂料はおいくらですか?」などと、事前に丁寧に尋ねることは失礼にはあたりません。

実際に、直接神社に問い合わせる人も多くいます。

初穂料ののし袋

お宮参りの初穂料は、紅白の蝶結びの水引がついたのし袋を使います。紅白の蝶結びの、のし袋がないときには、白い封筒でもよいでしょう。

表書きは、一般的には「御初穂料」としますが、「玉串料」とすることもできます。水引の下には、お金を払い人の氏名ではなく、祈祷を受ける赤ちゃんの氏名を書きます。

地域によっては、下の段右側に父親の氏名を書き、隣に「長女〇〇」と書くこともあります。神道の祝詞では、赤ちゃんの名前を盛り込むこともあります。赤ちゃんの名前が読みにくいなら、フリガナをふっておくといいでしょう。

また、初穂料は新札でなくてもいいとされていますが、あまりにも古いお札でないほうがよいでしょう。

初穂料は誰が支払うか

お宮参りには、赤ちゃんの両親だけでなく、両家の祖父母も一緒に参拝することも多いでしょう。そんな場合には、誰が初穂料を支払うか迷うこともあります。お宮参りの初穂料を誰が払うか、明確な決まりはありません。

古い慣習では、お宮参りは赤ちゃんと両親、父方の母親がいく行事とされていました。そのため、両親か父方の実家が初穂料を払うことが多かったようです。その代わりに、お宮参りの晴れ着代は母方の実家が支払うということがあったようです。

しかし、それはあくまでも風習であり決まりではありません。

今は少子化が進んでいるので、両家の祖父母もお宮参りに行くことが多いですし、お宮参りの後にお食事会をすることもあるでしょう。誰が何の支払いをするかは、事前の話し合いで決めるのはスムーズでしょう。

初穂料と玉串料の違い

神社によっては、お宮参りの謝礼を「初穂料」ではなく「玉串料」としているところもあるでしょう。初穂料も玉串料も、神社への謝礼金という意味合いでは同じで、お宮参りにはどちらも使うことができます。

玉串料の玉串とは、神さまに捧げる榊(さかき)などの常緑樹の小枝にシデと言われる白い紙の垂をつけたものをさします。神道の儀式で使うもので、玉串料は玉串のかわりにお金の場合に用います。

お宮参りはお祓いなどもするので、玉串料としてもいいとされています。対して初穂料は、細かく言えばお守りやお札を授かった謝礼の意味があります。

お宮参りに関するおさらい

お宮参りに関するおさらいは以下の通りとなります。

  • お宮参りは、一般的には赤ちゃんの健やかな成長を祈るために、神社に参拝することをさしている
  • 時期は生後約一か月を目安にされていますが、赤ちゃんの体調や天候を考えてあげるのも大切なこと
  • お宮参りは、赤ちゃんを連れて普通に神社を参拝してお賽銭を納める手軽な方法でもいいとされている
  • お宮参りで神主さんに祝詞をあげてお祓いを受けたい場合には、事前に神社に申し込みをするのが一般的
  • 申し込みをしたら、当日に持参する神社への謝礼「初穂料(はつほりょう)」を用意しておく
  • お宮参りの初穂料の相場は、一般的には5,000~10,000円くらいとされている
  • 神社によってはHPにお宮参りの初穂料が掲載されていることもあり、先輩ママに聞いて確認するのもよい
  • 申し込みの際の電話などで「お宮参りをしたいのですが、神職の方に祈祷(きとう)をお願いする場合にお納めする初穂料はおいくらですか?」などと、事前に丁寧に尋ねることは失礼にならない
  • お宮参りの初穂料は、紅白の蝶結びの水引がついたのし袋を使う
  • 表書きは、一般的には「御初穂料」として、水引の下には、赤ちゃんの氏名を書く、読みにくい名前なら、フリガナをつける
  • 古い慣習では、お宮参りは赤ちゃんと両親、父方の母親がいく行事とされていて、両親か父方の実家が初穂料を払うことが多かったが、明確なきまりはないので、話し合いで決めるのがよい
  • 神社によっては、お宮参りの謝礼を「初穂料」ではなく「玉串料」としているところもある、お宮参りの場合には、「初穂料」としても「玉串料」としても問題はない