一意専心(いちいせんしん)の意味とは

一意専心とは他のものに気を散らされることなく、1つのことに思いを集中することです。一意は1つの物事に自分の心を込めること、専心は気持ちを集中させることです。

元々は有名な漢文からきている言葉で、「意を一にして心を専らにする」と訓読します。他のことに目が向かない、他のことをする気分にもならないような精神状態というニュアンスを含みます。

同義語に「一心不乱」「一意攻苦」などがあります。

一意専心のビジネスシーンでの意味

一意専心にはビジネスシーン特有の特別な意味がありませんので、通常の用法と同様「1つのことに思いを集中して行う」という意味で使うことができます。

常にせわしなく、いろいろなことに煩わされがちなビジネスの世界においても、何かひとつの作業・ひとつの仕事に全力投球しなければならない時があります。

昇給や出世がかかっているような仕事をする時は特にそうです。そういう時、多くの人はほかのことを犠牲にしてでもその仕事に集中しようとします。その状態こそまさに「一意専心」と説明することができます。

一意専心の使い方と例文

「先代の社長は仕事に一意専心する方だったので、退職後に何をすればいいのかわからず途方にくれていたそうだ」
「遊びに一意専心できない人間は、仕事にも一意専心することができない。だからたまには有給とって遊びに行け」