無為徒食(むいとしょく)の意味とは

無為とは「これといった事もしないうちに、時間が過ぎること」をさし、徒食には「働く気持ちもなく、遊び暮らすこと」という意味があります。

この二つのことばが合わさった無為徒食は「やるべきことを何もしないで、ただ遊び暮らすこと」を意味します。

類義語としては、穀潰し、無芸大食があげられます。

無為徒食のビジネスシーンでの使い方

無為徒食はビジネス用語ではないですが、まったく使われないということはありません。

このことばの本来の意味と、ビジネスにおける意味は同じです。しかし、このことばを人に対して使う時、悪い評価を表すことになるので、なるべく使うのを避け、より婉曲的な表現を選ぶべきでしょう。

例えば、あなたが仕事をさぼってばかりの同僚に対して、誰か他の人に「あいつは無為徒食の輩だ」と言ったとすれば、それはその人のことを「給料泥棒」だと言っているのと同じことになります。

社会人である以上、ビジネスにおいて常に一定の成果を出すことが求められます。人から影で「無為徒食」と評されないように、日々精進したいものです。

無為徒食の使い方と例文

絶えず何かの義務を自分に課していなければ気のすまぬ彼は、無為徒食の臥床生活がたまらなく情けなかった。
出典:織田作之助『雨』
事業好きで活動家だった先代譲りの財産によって、ふところ手のまま、無為徒食している退屈な身分。
出典:武田麟太郎『銀座八丁』